普遍的無意識 collective unconscious   



The State Hermitage
 Museum in St. Petersburg

普遍的無意識とは、ユングによる分析心理学の用語。〈集合的無意識〉ともいわれている。

人類に共通している心の層、である。

ユングは無意識を二つに分けて考えた。

・個人的無意識---- 個人の中で忘れてしまった記憶の内容、意識によって抑圧された内容(性欲・殺人願望他)など。

・普遍的無意識----人類に共通している心の層。全世界に共通している神話的なイメージ(どの国にも神話や伝説が存在している)。われわれの祖先の経験が遺伝したものと考えられている。

S.フロイトの無意識概念がもっぱら個人的無意識を強調するものであったので,ユングの考えは受けいれられず、両者が決別する一因ともなった。

ユングは、人間がみる幻覚や妄想の内容が全世界に存在している神話の内容と極めて似ている事実を見いだし、そのことから普遍的無意識の存在を主張するようになった。彼はその内容として元型の存在を主張したのである。

 


このページは、心理学サイト「性と文化の革命家」と
「心理学を学ぶには?カウンセラーになるには?」の記事です。
性と文化の革命家(心理学の偉人伝)  心理学を学ぶには?カウンセラーになるには?(誰でもこれから実現できる方法)  参考文献