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by 立川談幸

あ行
◎愛(あい)=亡き林家三平師匠が色紙などによく書いていた文字。落語家にはこれと金が欠乏。
◎会(あい)=さる落語家の本名。
◎相容れない(あいいれない)=落語界の現況。
◎ILO(あいえるおー)=落語界の定説にあるインドの王様。
◎合鍵(あいかぎ)=信用できる弟子にしか渡されないもの。家元宅に泥棒が入った時、
まず身内から疑られた。
◎相変わらず(あいかわらず)=「馬鹿々々しいお笑いを・・・」のまくら言葉。
◎哀願(あいがん)=会う人ごとに「仕事下さい」と頼んでる様子。
◎愛嬌(あいきょう)=芸のないものが振りまく芸人の性(さが)
◎挨拶(あいさつ)=与太郎のこれは全て「さようなら」
◎哀愁(あいしゅう)=ふと一人になった落語家の背中にただようもの。
◎相性(あいしょう)=どっか気が合う気短と気長。
◎愛情(あいじょう)=師弟間で尊敬の念からこれに移ることはまずないもの。
◎愛人(あいじん)=これを隠蔽するために弟子が利用される存在。
◎合図(あいず)=次の出演者の楽屋入りを知らせるために高座の羽織を前座が引く行為。
◎愛蔵(あいぞう)=家元の著書等を大切にしまっておくこと。
◎相槌(あいづち)=落語を聞きながら打たれると困るもの。声を出しながらは更に困る。
◎相部屋(あいべや)=予算の少ない地方の仕事での宿泊待遇。師匠とそうなる場合の寝言は恐い。
◎曖昧(あいまい)=落語家の収入源と申告額。
◎喘ぐ(あえぐ)=落語家の家の裏を夜中歩くと聞こえてくるもの。
◎青々(あおあお)=大山詣りをした連中のカミさん達の頭の色。
◎青ざめる(あおざめる)=古典落語の中でうっかり横文字を言ってしまった時の落語家の顔色。
◎青空(あおぞら)=ネオンより落語家の体に悪いもの。
◎青大将(あおだいしょう)=舞台番の股ぐらに飼っているヘビ。
◎青菜(あおな)=「嫌い」とは言ってはいけない野菜。でも勧められても大概は出てこない。
◎青っ葉(あおっぱ)=暑さにやられないように笠の中に敷く思いやりのある葉。
◎赤(あか)=かかあと間違えられる犬。
◎垢(あか)=上方に相撲修業をしてくると増えるもの。
◎赤鰯(あかいわし)=リアリティを重んじる落語での抜いた刀の表現。
◎赤毛布(あかげっと)=ハガキを口に放り込まれる人力車夫。
◎赤字(あかじ)=寄席の給金マイナス交通費。
◎垢染みる(あかじみる)=ジトッとした長襦袢。
◎赤帽(あかぼう)=荷物を沢山持っている前座を嫌う商売。
◎赤むけ(あかむけ)=大家のこの頭には唐辛子がよく効く。
◎赤らむ(あからむ)=これに「赤面の顔が」がつくとより丁寧な表現となる顔の表情。
◎上がり(あがり)=出番のこと。落語家の出囃子。
◎上がる(あがる)=手拭いに「人」という字を書いてそれを飲んで解消させる精神状態。
◎赤ん坊(あかんぼう)=かかとの皮の嫌いな生き物。これを褒めればご馳走になれる。
◎空き(あき)=スケジュール表の中身。
◎あきたらない(あきたらない)=「冗談言っちゃあいけねえ」で終わられた時の観客の心理。
◎飽きっぽい(あきっぽい)=若旦那の趣味への性癖。
◎商い(あきない)=飽きずにやるもの、しかも上を向いてやるもの。のどは渇く。
◎明き盲(あきめくら)=我が子だけよく見える目。
◎空き家(あきや)=本当は幽霊の出ない借家。
◎あきれ返る(あきれかえる)=宇治のホタル踊りを受け継ぐものへの反応。
◎悪妻(あくさい)=「浪花恋しぐれ」のお浜を一笑に付す女房。
◎悪事(あくじ)=立川流の出来事が落語協会にいち早く伝わる事柄。逆の場合もある。
◎アクシデント(あくしでんと)=前座が受けて真打が受けないという事故。ある団体にはあると聞く。
◎握手(あくしゅ)=相手が衛生、不衛生に拘わらず手を握る挨拶。
◎悪習(あくしゅう)=自分が二つ目になって認識する前座へのお年玉。
◎悪女(あくじょ)=酒までしか付き合わない女。
◎悪声(あくせい)=”先代はうまかった”とよく称される落語家の声。
◎悪徳(あくとく)=ある落語家団体。
◎欠伸(あくび)=腕時計を見ながら客の口から出るもの。見てても覚えられるもの。
◎悪魔(あくま)=ピン以上にハネる人もしくは事務所。
◎悪用(あくよう)=上納金の選挙資金への流用。
◎胡座(あぐら)=長屋のかみさん連中のリラックス。
◎上げ(あげ)=稽古の仕上げのこと。
◎明け方(あけがた)=「もういい加減に帰りましょうよ」と兄弟子の左談次に言う時間帯。
一般的な落語家の就寝時間。
◎上潮(あげしお)=ゴミを運んでは停滞させるもの。
◎明け透け(あけすけ)=大きな内緒話。
◎上げ底(あげぞこ)=久蔵を安堵させた盃。
◎開けっ放し(あけっぱなし)=与太郎の口
◎開けっ広げ(あけっぴろげ)=長屋のかみさん連中の夏場の股座。
◎麻(あさ)=盲人を惑わせるのれんの材料。
◎朝(あさ)=もててもゆっくりできない与太郎のつらい時間。
◎痣(あざ)=もてた証拠。色黒には効果なし。
◎朝日(あさひ)=雀にパワーを与える光。
◎浅ましい(あさましい)=自分で自分の屍骸を見る様
◎欺く(あざむく)=でも三両だけは取っておくこと。
◎朝飯前(あさめしまえ)=一八の山登り。
◎朝湯(あさゆ)=ぬるくても決して動いてはいけない銭湯の朝風呂。
◎アザラシ(あざらし)=長屋のカミさんの横っつわり。
◎味(あじ)=死ぬ間際の芸人に滲み出てくるもの。
◎足跡(あしあと)=初雪が降った時の俳句のテーマ。
◎足腰(あしこし)=筆は立っても中々立たないもの。
◎明日(あした)=天気の予報がつく日。
◎足駄(あしだ)=床屋の小僧が客の頭に届くように履く補助の履物。名前は伸介。
◎足手まとい(あしでまとい)=女郎買いで一番もてるやつ。
◎足並み(あしなみ)=一門一門で揃わないもの。
◎足早(あしばや)=高いギャラの割りにセコい芸をしてしまった時の帰途。
◎汗(あせ)=熱演と勘違いさせる分泌物。
◎唖然(あぜん)=アルコールとあんころとの聞き違いへの反応。
◎遊び(あそび)=当然女郎買い。
◎あたい(あたい)=屋台みたいな顔をしたやつの自称。
◎仇討ち(あだうち)=熟睡するためのでっち上げ。
手のこんだニュービジネス。
◎暖まる(あたたまる)=過ぎるとこれの塊が出来る。
◎あたふた(あたふた)=帰らないはずの旦那のお帰り
◎新しい(あたらしい)=目覚めた猪の状態
◎あたりさわりない(あたりさわりない)=「どちらまで?」「ちょっとそこまで」
◎当り散らす(あたりちらす)=かんしゃくの種がなくなりストレスがたまった状態
◎当たり(あたり)=大家が店賃のかたに道具箱を持っていったんだろうという正解
◎あちら(あちら)=気が違ったことを知らせる人が来る方角
◎暑い(あつい)=次の間代わりの押し入れの中
◎熱燗(あつかん)=最終的には飲めなくなる酒へのこだわり
◎厚化粧(あつげしょう)=奥女中が笑うとおしろいがこぼれる化粧法
◎あっさり(あっさり)=淋しい女郎買い
◎厚み(あつみ)=鯛の塩焼きでおきるケンカの素
◎あてずっぽう(あてずっぽう)=四神剣の掛け合い人と推察すること
◎宛名(あてな)=おじ様より八公へ
◎あてられる(あてられる)=下手な義太夫のおさらいの成果
◎後(あと)=なかなか
◎後味(あとあじ)=オチによって左右されるもの
◎跡片付け(あとかたづけ)=地域寄席での世話人さんのご苦労
◎後釜(あとがま)=ずるずるべったり入り込むこと
◎後腐れ(あとぐされ)=ギャラを聞かずに行ってしまった仕事
◎後ずさり(あとずさり)=頭を下げながら小言の直接被害を回避する方法
◎後継(あとつぎ)=因果と道楽者の一人息子
◎後の祭り(あとのまつり)=「目黒はさんまに限る」と言ってしまったこと
◎アドバイス(あどばいす)=ご馳走が加味されて身につくもの
◎後払い(あとばらい)=落語会ではやってはいけない方式
◎後棒(あとぼう)=匂いに鈍感な者に担がせるもの
◎穴(あな)=この連発で麹町に家の建つ言葉
◎穴蔵(あなぐら)=自力脱出に三両要するもの
◎穴子(あなご)=両天秤にかからない魚
◎あなた(あなた)=もう寝ましょうよ
◎穴場(あなば)=雨上がりの水溜り
◎兄ぃ(あにい)=家を建てたり茶室を建てたり甲斐性のある人
◎兄貴(あにき)=やっぱり馬鹿だった人
◎姉(あね)=妹同様に女。無毛症の女性
◎あばら家(あばらや)=油は売らない粗末な家
◎暴れる(あばれる)=坊主にされる自業自得な行為
◎阿鼻叫喚(あびきょうかん)=前座名人会の客席の状態
◎虻(あぶ)=もてたつもりの男の人相
◎危ない(あぶない)=盤の角に打った碁石
◎アブノーマル(あぶのーまる)=上納金を払ってまで落語をやる変態
◎油虫(あぶらむし)=何もない時の酒のつまみ
◎溢れる(あふれる)=雀の絵やねずみの彫刻の為に泊まれなくなったお客の様
◎あべこべ(あべこべ)=長屋の坊ちゃんと大家さんのところのガキ
◎海女(あま)=本当は色の黒い女
◎甘い(あまい)=サッカリンの入ったのこぎり
◎雨具(あまぐ)=提灯とセットでないと借りられないもの
◎甘酒屋(あまざけや)=買わないくせに呼び止めるもの
◎甘ったるい(あまったるい)=そばつゆで食べた刺身
◎尼っちょ(あまっちょ)=女の子の娘のガキ
◎尼寺(あまでら)=赤土の雑炊でもてなす寺
◎甘納豆(あまなっとう)=朝の甘味に最適な菓子 濃い宇治に合う
◎雨漏り(あまもり)=やーねー
◎網(あみ)=隅田川で鰊やメザシや蒲鉾を獲る道具
◎飴玉(あめだま)=これが子供の口中に入ってる時に背中を叩いてはいけない
◎雨露(あめつゆ)=月見長屋でしのげないもの
◎あやうい(あやうい)=ベテランの豆腐屋の売り声
◎あやかる(あやかる)=間違えて蚊帳を吊ったり首を吊ったりするもの
◎怪しい(あやしい)=仕事もしないでいいものを着ているご隠居
◎誤る(あやまる)=アルコールとあんころの聞き違い
◎謝る(あやまる)=大家に対するとりあえずの店子の挨拶
◎歩み寄る(あゆみよる)=先に帰してもらう代わりに一杯付き合うこと
◎あらあらかしこ(あらあらかしこ)=失礼な女の手紙の終わり
◎あらい(あらい)=鯉のこれは鰯の塩焼きで代用できる
◎洗い髪(あらいがみ)=カレーライスを持つ女性のヘアースタイル
◎あら削り(あらけずり)=図抜け大一番小判型の早桶の出来ばえ
◎粗探し(あらさがし)=落研の客の見る目
◎嵐(あらし)=居候の恩義の見せどころ
◎争う(あらそう)=寝るが悪いか寝かすか悪いか
◎アラブ(あらぶ)=努力をすれば大統領になれる国
◎荒布(あらめ)=茹でると縁起がよくなるもの
◎荒物屋(あらものや)=本所のおじさんの隣りの商売
◎蟻(あり)=動き回る胡麻
◎ありあり(ありあり)=よく見える蟻の群れ
◎あり金(ありがね)=看板のピンに張る全財産
◎アロハシャツ(あろはしゃつ)=いかにも芸人と思わせる一昔二昔の服装
◎袷(あわせ)=二重と言い間違えやすい着物
◎泡立つ(あわだつ)=性の悪い酒
◎鮑(あわび)=のしのポンポン
◎行火(あんか)=用も無いのに権助が持ち出そうとするもの
◎あんかけ(あんかけ)=最悪のさんま料理
◎あんころ(あんころ)=正確にはあんくるみ
◎暗殺(あんさつ)=饅頭で人を殺すこと
◎暗算(あんざん)=棟梁の得意科目
◎案じる(あんじる)=竹やのおじさんの懸念
◎安静(あんせい)=甘井ようかん先生のお見立て
◎安置(あんち)=幼少の頃のしゃれこうべを据えること
◎行灯(あんどん)=新妻が鼻の頭で開ける照明器具
◎安否(あんぴ)=上中下の段階により気遣うもの
◎あんま(あんま)=冬は炬燵の代用となる職業
◎安眠(あんみん)=即退場
◎アンラッキー(あんらっきー)=トリでの圓生師匠の「おかふい」
◎いい(いい)=神経痛の入浴
◎言い当てる(いいあてる)=大家が店賃のかたに道具箱を持っていったことの
正解
◎言い聞かせる(いいきかせる)=自分が半人前だと自覚すること
◎言い切る(いいきる)=今晩も追いはぎが出ることの断定
◎言い種(いいぐさ)=大家へのあた棒
◎いい仲(いいなか)=仲のいいこととは違う関係
◎言いなり(いいなり)=殴られてまでもかぼちゃを売ること
◎言い残す(いいのこす)=アーとかキャー
◎言い触らす(いいふらす)=言っちゃいけないと言われたことを人に言うこと
◎言い寄る(いいよる)=「腰巻ぐらいは洗いましょう」と後家をくどく行為
◎威嚇(いかく)=死人のかんかんのう
◎息(いき)=口専門の与太郎の呼吸
◎生き変わる(いきかわる)=シロから忠四郎
◎行き先(いきさき)=鰻の承知している場所
◎生き地獄(いきじごく)=〜流
◎行き過ぎる(いきすぎる)=足の速い車屋の到着地
◎行き止まり(いきどまり)=かぼちゃ屋の前に立ちはだかる蔵
◎息抜き(いきぬき)=身延山への願ほどき
◎息む(いきむ)=繋いでる舟を出す時に力を入れること
◎異教(いきょう)=目ざめない父親の信ずる宗教
◎イギリス(いぎりす)=エゲレス
◎戦(いくさ)=屁でろうそくを消しあう遊び
◎生贄(いけにえ)=定吉の茶の湯での犠牲
◎囲碁(いご)=石を並べ終わった後ジャンケンで決着をつけるゲーム
◎遺言(ゆいごん)=一旦売ったものを引き取ってはいけないという親父の代からの言いつけ
◎居酒屋(いざかや)=一刷毛でバーに変身する飲食店
◎潔い(いさぎよい)=宵越しの銭をドブに捨てる江戸っ子の様
◎誘う(いざなう)=古狸の杢兵衛の手招き
◎胃散(いさん)=おじさんから貰って自慢するもの
◎石垣(いしがき)=カニの性向をもった舟の好む場所
◎医者(いしゃ)=女郎買いのうまい職業
◎居座る(いすわる)=両協会の会長
◎異性(いせい)=姉が女で妹が女の中の私
◎急ぐ(いそぐ)=ゆっくり風呂敷を出すこと
◎板(いた)=血をつけると見世物になる材木
◎痛い(いたい)=おできのある方の頭を叩かれた時の感じ
◎痛々しい(いたいたしい)=極薄に切ったちくわの様
◎鼬(いたち)=三十歳
◎一途(いちず)=いとふいと思う心
◎一枚(いちまい)=長屋中で都合のつく羽織の数
◎一目瞭然(いちもくりょうぜん)=お稲荷さんじゃないとわかること
◎一門(いちもん)=仲の悪い集団の結束
◎一式(いっしき)=大家さんのところで間に合うもの
◎一世(いっせ)=親・夫婦 間男は四世
◎一足(いっそく)=白足袋と黒足袋との組み合わせ
◎一長一短(いっちょういったん)=絽の袷の羽織
◎一直線(いっちょくせん)=足の速い車屋の軌道
◎五つ(いつつ)=天神様
◎一服(いっぷく)=六福神にする喫煙行為
◎遺伝(いでん)=親子三人の馬鹿
◎営む(いとなむ)=仕立て職の自己紹介
◎猪(いのしし)=子を十六匹産む動物
◎位牌(いはい)=おまけではいらないもの
◎いらっしゃる(いらっしゃる)=一文なしの絵師の再来訪
◎色男(いろおとこ)=源ちゃんの正体
◎う・う(う・う)=「承ります」の出だし
◎鵜(う)=鰻の苦手な鳥
◎ウィークポイント(うぃーくぽいんと)=やわらかいふくらっぱぎ
◎鶯(うぐいす)=お葬いと相性のいい鳥
◎請合う(うけあう)=追いはぎが絶対出るとの判断
◎動く(うごく)=強情な人が見る黒豆
◎薄い(うすい)=月が透けて見えるちくわの様子
◎謡(うたい)=豆腐屋の売り声を基本とする芸能
◎打ち明ける(うちあける)=先達っつぁんのカミさんとの不倫の暴露
◎打ち合わせる(うちあわせる)=佃煮とお香々のある場所を知らせておくこと
◎打ち込む(うちこむ)=落語の稽古より剣道の稽古をする様
◎打ち解ける(うちとける)=「どっか行こうか 殿公!」
◎宇宙(うちゅう)=モウモウ・ベタベタしてるところ
◎薄っすら(うっすら)=せめて雀の 三里まで
◎訴える(うったえる)=たかが八百で犬の糞
◎打って変わる(うってかわる)=マクラと関係ない本題
◎うつ伏せる(うつぶせる)=凶暴な義太夫の防御法
◎鬱憤(うっぷん)=騙され男三人の憤り
◎俯く(うつむく)=古漬けを出してもらいたいとの問いかけに
対する消極的な態度
◎映る(うつる)=カミさんの股ぐらが熊公の顔に似てる様子
◎腕(うで)=惚れた女の名前の居所
◎腕相撲(うでずもう)=こたつの中でお師匠さん以外の者の
手を握ってしまった時にやる競技
◎腕っ節(うでっぷし)=布団を半回転させることができる腕力
◎促す(うながす)=桟橋の先へ急がせること
◎鰻(うなぎ)=行き先のあてがわからない魚
◎うなだれる(うなだれる)=みかんをふんづけた娘が見つからない
で帰ってくる様子
◎唸る(うなる)=ぬるい湯に入って思わず声を出すこと
◎自惚れる(うぬぼれる)=蚊弟子の習性
◎初(うぶ)=年下の間男
◎馬(うま)=前の晩まで牛だった生き物
◎旨い(うまい)=義太夫じゃなくて羊羹の味
◎馬面(うまづら)=言うまでもない落語家
◎馬の骨(うまのほね)=軍鶏の骨や唐傘の古骨の親戚
◎裏打ち(うらうち)=新聞紙を材料として袷にすること
◎裏表(うらおもて)=手紙を読むときに確かめるもの
◎裏取引(うらとりひき)=「雨具を貸せ」と言わせて提灯を貸すこと
◎裏目(うらめ)=足下に居ると思っていた死神が枕元に居ること
◎売り声(うりごえ)=はしょった高座
◎売り飛ばす(うりとばす)=木蓮寺の和尚の飲み代を作る算段
◎五月蝿い(うるさい)=返事のいいハエの反応する言葉
”ん”まではまだまだつづく(いつになるやら)