SPL とは SPLfree SPL1000 SPL2000once
SPL SXw Public Licence
SPL とは 〜その目的〜
SPL はソフトウエアの著作権について言及しています。
現在は、妥当性の検討中なのでこのライセンスの文章自体の流用を多少制限しますが、 妥当な物ができると、パブリックドメインにしようと思っています。

一般に、研究者や技術者はその研究や技術で生活することができないことが 知られています。 運営方針で書きましたが、その理由は、 商社としての機能を持っている会社組織が研究や技術を商っているためであり、 研究者や技術者が直接、商うルートが確保できるような仕組みになっていない からです。
そのような中で、現在、ソフトウエアの分野においては、直接商うことができる 状況になってきました。
他方、GPLというライセンスにより発展したフリーソフトウエアの文化があります。 GPLのもっとも重要な部分は、他人のソフトウエアのソースコードを自由に 見ることができるという部分だと思います。 (無料と言う点もありがたいところです) このおかげで、プログラマーは他人のプログラミング技法を知ることができ、 切磋琢磨することで全体の技術レベルが上がっていったのではないかと思えます。
ところが、GPLでは生活できないのです。 (そのような内容のライセンスになっています) それで、GPLのおかげで鍛えられた技術を会社組織に売ることによって 生活することになります。いわばGPLはプログラミング道場のようなものです。

SPLではGPLの再配布の際の条件を緩めて、そのかわり収入が得られるしくみに なっています。緩めた部分は、商用システムで利用しやすくしたことであり、 また、その商用利用から収入が得られるようになっています。

このライセンスならGPLの切磋琢磨できる部分を残しつつ、生活もできるかも しれないので、SOHO 的な事業者が多数現れ、 ひいては経済発展に貢献できるのではないかと思っています。

このSPLは経済発展を目的にしています。
そのために、ソフトウエアの発展を犠牲にしています。
そかし、その犠牲は目先三寸のものであり、 将来的にはどちらも共に発展するものと信じています。

SPL とは 〜複写と配布と使用の分離〜
SPL では複写と配布と使用の3行為を明確に分離しています。
ソフトウエアは、複写と言う行為が他の著作物とは異なり、容易にできる一方、 これを制限すると使用することすらできなくなることもあります。 ソフトウエアはメモリー上に複写して実行するのが一般的ですし、 ユーザーのハードディスク上にソフトウエアがないと実行できない場合もあります。 このような不都合があるので、SPL ではあらゆる条件で複写が 自由にできるような宣言をしています。 そのことを的確に述べるためにこれを分離しています。

一方、配布と使用を分離する理由はソフトウエアの特質によるものです。
これは、ライセンスの文章中に次のように説明してあります。
複写または配布と、使用を区別する理由は、プログラムの特質に よるものです。まず、プログラムは大容量メディアで配布され 多数のプログラムを同時にユーザーが手にするため、すべてを 把握することが困難であり、使用して初めてその存在に気づく 場合がありえるからです。また、全く同じものを無限に複写 できますが、実際に使用するのはだた一人の人間である場合が ありえます。これらの場合、区別しないと課金の方法がうまく いかないからです。
逆に、区別しない場合はコピーするたびに課金したり、 一つのライセンスでインストール数を制限するという方法が ありますが、インストール先のメディアはユーザーの物 でありその寿命や信頼性はユーザー次第ですが、それにより、 プログラムの価格/使用時間が変化することになり不公平が 生じます。これを是正するためです。

また、配布に必要な費用については SPL では述べていません。 これは、配布料金をいくらに設定してもかまわないという意味です。 GPL と同様に経済効果に期待しています。 あまり高い価格を設定すると引き合いがないので、 適正な価格に均衡するであろうことを期待しています。

使用料金は現在3種類の体系があります。それは下で説明します。

SPL とは 〜日本の事情〜
SPL とは、最近のソフトウエア事情を加味して作ったライセンスです。
ソフトウエアのライセンスとして有名な物に GPL があります。 これは完全に無料でソフトウエアを使うことができるというものであり、 改造した際はそのソースコードを公に開示しなければいけないと言うものです。 ライセンスの文面には実際にこのような内容が書いてあるわけですが、 現実はそのソフトを作った作者に寄付を行うことが前提になっているようです。 このような考え方は、 私が思うに、教会の活動をベースにしているのではないか という感触があります。教会への寄付の額はいくらでもかまわないし、余裕があれば 出せばいいと言うことになっているようですが、日本ではそのような活動は 一般的ではありません。
それで日本の企業が GPL のソフトを使うと、資金に余裕があるにもかかわらず、 寄付はしないということになって、悪い印象を与えてしまっています。
そもそも、余裕があれば寄付をするという発想自体がわけが分からないし、 余裕という物は一体何物なのか分からない、どれだけ資金があったにしても 余裕があるわけではなく、それは将来のための蓄えである。 というのが一般的な考えだとおもいます。
このあたりの日本の事情を考えに入れた物が、SPL であり、GPL の望むところは SPL のうちでも SPL1000 あたりではないのかと私は考えています。
#これは大げさか? ^^;

SPL は事業計画が立てやすいように、小売り価格などのなんパーセントかを支払う ようになっています。割合は、20%となっていますがこれは製品の種類や 規模しだいで変更(要相談)が可能になっています。

関連ファイル
SPL は次のような複数のファイルで構成されています。
00_LicenceSummary と 25_Licence.dev-user という文字列で始まるファイルが それぞれ複数ありますが、 これに続く文字列によってライセンスの種類が変わります。
現在SPLには料金体系によって3種類あります。 1種類のライセンスには1種類のファイルしか含みません。 以下にその組み合わせを示します。
00_LicenceSummary__free
25_Licence.dev-user__free
SPLfree
00_LicenceSummary__1000yen
25_Licence.dev-user__1000yen
SPL1000
00_LicenceSummary__2000once
25_Licence.dev-user__2000once
SPL2000once
重要な点をまとめた物が 00_LicenceSummary です。

全容
SPLには複数の種類がありますが、 共通部分を抜き出すとおおむね次のような内容です。

次に、共通でない部分についてのべます。使用料金が異なります。

SPL を新たなソフトに適用する場合の方法
現在は、出始めなので今後変更する可能性がありますが、 そのことを了承することができるなら使用することができます。
流用に当たってもっとも注意しなければならない点は、 SPL自体がソースを公開することを前提として書いた文章であることです。 ソース非公開のソフトにつける場合は一部を変更する必要があります。
GPLではすべてのファイルにおいて、その中(先頭部分が望ましい)に 著者の名前とGPLに従うものであるという記述をしないといけませんが、 SPLではライセンス文章の方がソースファイルをさし示しているので、 その必要はありません。(名前と日付は書いておいた方が無難です)
また、当然ではありますが、 02_LicenceWhoAmIの中の名前の署名は適宜変更してください。

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