狩勝峠の絵葉書1

 ここでは、主に狩勝峠に関する戦前絵葉書を紹介します。解説内容は必ずしも絵葉書の中の字句と一致してはいません。

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 「白皚々(はくがいがい)と」

 右から書かれる文字が時代を感じさせる。昭和6年に開削されたという道路が、急勾配で峠の鞍部に上っていく。
 「虚空は碧く」

 峠の頂上付近からの鉄路の展望。強風地帯の枯れた樹木が見える。
 「駅に望むは」

 新内駅のホーム。「にひない」の駅名版は相当古い。現在は生垣も無く、景色が変ってしまったが、ホームの花崗岩は昔と変らない。正面に見えるのは佐幌岳。
 「白雲を衝いて」

 大雪山方面の遠望。
 「嵐気熟れて」

 佐幌岳斜面の樹氷。山への足跡はスキーの跡だろうか。
 「生色脈々と」

 桜山付近の狩勝連峰。
  「雪の佐幌岳」

 上のものより若干年代の下がった着色絵葉書。
 「狩勝国境」

 デフなしの機関車はクンロク(9600形)か。大正の名機。「ハエたたき」と呼ばれる電柱も見える。
 「秀峰起伏する北海の大自然」

 色々な絵葉書やグラビアで同じの大S字曲線。機関士泣かせの急勾配。
 「山岳重畳(ちょうじょう)する狩勝の国境」

 国道もわずかに見える。
 「御展望の地より・・・」

 この看板は昭和3年発行の「十勝大観」にも写っている。車道が出来る前は線路沿いに歩いて峠越えした。
 「狩勝峠から・・・」

 狩勝峠から下を見下ろすと2つの頂上のある小山がみえる。戦前は「二上山」と呼ばれたようだが地元でもその名を知る者は少ない。
 「狩勝国境の大スロープ」

 急斜面に切りつけた線路。
 「国境の朝」

 光と影が織成すコントラストが美しい。
 「ろんろんとひらけつつ」

 帯広観光協会の絵葉書。


H16.11.20
 絵葉書は五十嵐信克、所蔵のもの。

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