造幣局の催事にて

 造幣局IN札幌を見学する機会にめぐまれましたので、その時に撮影した画像などを簡単に紹介しておきます。(H15.8.16)


 「造幣局IN札幌」は平成15年8月8から13日の日程で東急百貨店で開催されました。こじんまりとしていましたが、千両箱、硬貨入り袋の重さを体験するコーナーや、貨幣の製造工程のパネル、近代貨幣の試作品や原図案も展示されていました。

 加納夏雄の試作貨です。裏には「謹刻新貨範 夏雄」の文字が彫られています。竜の火焔にも、鍔を思わせるような微妙な傾斜・曲線美が使われており、通常貨とは異なる趣を醸し出しています。

 これらは、試鋳に使用された「極印」です。画像から判断してイギリスで製作された「十圓金貨」のもののようです。

 これは、「幻の昭和」と賞揚される新二十円金貨・昭和5年銘です。昭和5年に政府は金輸出解禁の決断を下し、翌年にかけて「新二十圓金貨」の大増産が行われた。併し、対米為替が38−43ドルの時に49.846ドルの旧幣価で金本位制に復帰した為、金貨の殆どが箱詰めのままアメリカなどへ輸出されて溶解されてしまった。

 明治13年銘の旧二十円金貨です。発行数103枚という、超のつく特年コインです。明治13年銘は、一円銀貨の増産を優先した為、製造数が特に少なくなっているようです。

 一円銀貨の図案です。非常に貴重なものです。

 同じく一円銀貨の図案です。

 札幌での開催という事もあり、地元に関係したコインも展示されていました。写真は「札幌冬季オリンピック100円白銅貨」の原型。

 松前小判の展示です。流通通貨とは異なる「玩賞貨幣」。





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