1987年春にデビューしたMacintosh SEはADB、PDS(Processor Direct Slot)を初搭載した技術的(拡張性が向上)にも意欲的なモデルであった。
アクセラレーターの装着がPDS(Processor Direct Slot)採用により容易になった他、新たにキーボード・マウス接続インターフェースとしてADB(Apple
Desktop Bus)を採用。
ADBにはサードパーティーから発売されたキーボードなどが容易に接続可能であった。下の写真はDATADESKから発売された
MAC-101 key board。F1〜F9キーはMicrosoft Word 3.0用にモディファイされていた。

ADB(Apple Desktop Bus)はPlus以降(SEやIIなど)のMacから採用された、シリアル方式の入力機器用バス。基本的にはキーボードやマウスを接続したがバスであるため、複数の機器がデイジーチェーン接続可能であった。
ADBはSE、SE/30などと並行して販売が続けられたApple IIGS(カラー表示が可能)にも採用されていたためキーボードやマウスには互換性があった。特にApple
IIGSのキーボードはそのタッチ性に優れ、多くのファンを生んだ。ショップではプレミアがつき高値で取引された。
また、内部増設用SCSIコネクタにより、フロッピーディスクドライブを2基、もしくはハードディスクとフロッピーディスクドライブをそれぞれ1基搭載可能となった。筐体は初代(Macintosh)からデザインを担当したフロッグデザインの一体型。
私は、所有する2台の、Macintosh SEのPDSにMobius30プロセッサとMicroMac社のPerformerを装着し、使用している。これでCPUは68000から68030のパワーを得ることができた。
Macintosh SEの特徴をまとめて見ると以下のようである。
ツインフロッピードライブ仕様や、HDD内蔵モデルなど数多くのバリエーションが存在した。
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放熱ファンを内蔵。これにより夏場など、オーバーヒートを起こし熱暴走する危険が格段に少なくなった。しかしユーザーからはう
るさくな ったと批判を受けた。初期型はシロッコファンを採用したが、その後はプロペラファン(羽式)へ変更された。
1.4MBのスーパーディスク(2HD対応のSuperDrive)を装着したMacintosh SE FDHDモデルが登場。
ROMの交換で、他のSE(800KBフロッピーモデル)にも1.4MBのスーパーディスクを装着することが可能となった。
本体カラーはアイボリーからプラチナに変更され、以降のMacintoshのシンボルカラーとなった。
日本語モデルは、漢字Talk2.0の発表にともなってメインメモリーが2MBに増やされた。
Lisaの商業的な失敗の後、アップルは1984年4月にMac 128K、 1985年5月にMac
512k、1986年1月にMac Plus、さらに1987年3月にはMac SEと立て続けに新商品を発表した。それは、さながら価格が安定したパーツを多用しながら、価格をおさえ、
Lisaに近づいて行くような錯覚すら感じさせるものだった。それほどにまでLisaの完成度は高いものだった。
1983年に発売されたLisaは、16ビットのCPUを搭載した当時のパソコンとしては画期的な商品。そしてそれは今までに発売された、どのパソコンもの概念を打ち破るものだった。
1メガバイトのメモリーを持ち、すでにマルチタスクを実現。強力なグラフィック機能を生かしたビットマップによる の表示、とりわけゴミ箱のアイコンやメニュー表示は、操作が難しいと思われた、パソコンの取り扱いを視覚上で容易にみせることに成功した。 GUIを採用することで、以後、アップルは取り扱いのやさしいい、道具としての道を歩むことになった。 しかし、この人にやさしいインターフェイスの選択が、その後、諸刃の剣となり すべてのアップルユーザに深くのしかかった。慢性的なメモリー不足と処理速度の低下である。 |
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| Macintosh SEとSystemの関係 |
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| System |
使用Mac |
Disk Format |
| System 1 |
128K/512K(Fat Mac) |
MFS-400K, SSDD |
| System 3.2 MFS |
512K(Fat Mac) |
MFS-400K, SSDD |
| System 3.2 HFS |
Mac 512Ke |
HFS-400K, SSDD |
| System 4 |
Mac 512Ke Mac Plus |
HFS-800K, DSDD |
| System 6 |
Mac 512Ke 〜 Mac SE |
HFS-800K, DSDD |
| System 6.02 |
Mac 512Ke 〜 Mac SE |
HFS-800K, DSDD |
| System 6.03 |
Mac 512Ke 〜 Mac II |
HFS-800K, DSDD |
| System 6.04 |
Mac Plus〜CX |
HFS-800K, DSDD |
| System 6.07 |
Mac Plus〜FX |
HFS-800K, DSDD |
| System 6.08 |
512Ke/Plus only |
HFS-800K, DSDD |
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| 私が現在所有するMacintosh SE |
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Mac SE |
販売当時としては最高のスッペクを誇るチューンナップがなされていた。Mobius30プロセッサ、フロッピーディスクは800kと1400kの2台,72MBハードディスクを装備しています。メモリーはCONNECTIXのCompact
VIRTURLで4MB〜16MBを仮想実現。SE FDHD |
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Mac SE |
30プロセッサに加え、800kフロッピーディスク、160MBハードディスクを装備。 |
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| Macintosh SEに初搭載されたPDSに装着可能なアクセラレータ |
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| MicroMac TechnologyのPerformerシリーズ。PerformerとPerformer Proの2種類があった。 |
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Performer |
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| CPUに68030-16MHzを搭載のアクセラレータ。FPU搭載の製品とそうでないものがあり、FPU付きは68882-25MHzを搭載。 System6.0,7.0,7.1に対応。対応機種は、Mac Plus , Mac SE , Mac Classic。 |
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Performer Pro |
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CPUに68030-32MHzを搭載のアクセラレータ。FPU搭載の製品とそうでないものがあり、FPU付きは68882-32MHzを搭載。64KBのキャッシュをそなえUciの持つ性能までパワーアップが期待できる。
System6.0,7.0,7.1に対応。
対応機種は、Mac Plus , Mac SE , Mac Classic。 |
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Mobius 030 |
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SE Mobius 030は68030/25MHzと68882FPUを搭載したアクセアラレータ。
外部モニタ接続用のビデオ回路を搭載して、外部のTwo Page Monitorに接続が可能。
ボード上に4MBの30Pin SIMMを4枚搭載可能。
このメモリ(32MB)は、RAM Diskとしてのみ使用。システムメモリとして使うことはできなかった。 |
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| AppleのMacintosh SEに関する公式サイトはここからどうぞ。 |
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| Macintosh SE/30 この似て非なるマシン |
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| 起動音からも、パワーの違いが想像できる。 |
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よく、Mac SE/30のことを、尋ねられますが、The Vintage Mac Museumでは、Mac
SE/30は、意図してとりあげていない。
モノクロコンパクトマックという選択の中では、Mac SE/30を取り上げてもよいのですが。・・・・・ |
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| しかし、もし取り上げるとなると、起動可能なソフトの選択範囲はとてつもなく広がり、私一人の力で、とうてい、扱うことは困難だ。 |
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| それに、私は68000のCPUで、のんびりと処理をしている、Poorなマックたちの方が、すきだ。慢性的なメモリー不足(最大で4MB)には泣かされましたが、、、、、メモリー不足から、多くのビジネスソフトで以下のようなコメントが表示された。 |
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| さらなる悲劇?が私のMac Seをおそった。パワー不足でゲームソフトが起動しない。68030に乗り換えたくなる、瞬間だ。 |
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| 裏技?でなんとか起動可能なソフトもあった。(File- Get Inforから情報を開きメモリーを調整する。Mac SEの最大メモリーは4MB、システムに使用以外のすべてのメモリーをアプリケーションに振り分ける。すると何とか起動する。) |
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1988年1月発売のMac SE/30は、同様のコンパクトケースを持つため、Mac SEの上位モデルという位置づけが、なされた機種ですが、ハードウェアー的には、Ucxの延長線上に位置する。
Mac SE/30を分解し、ロジックボードをながめてみると、Ucxの回路を凝縮し、巧みに納めているのが、解かる。
Mac SE/30ではプロセッサーが、Mac SEの68000から68030へ、CPUクロックが8MHzから16MHzへと劇的に進化。また搭載できるメモリーの最大容量が4MBから128MBへと、大幅に拡大、さらにFPU68882を標準で搭載することで、Mac
SEとは比べものにならない、数値処理能力を身に付けた。
複雑で高速な演算処理を必要とする、フライトシミュレーションも何のストレスもなく、きびきび楽しむことができた。 |
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