2007.3.7
第18回三重県合唱アンサンブルコンテストに、「春を待つコンサート」〜《EST》スコラーズの営み
Vocal Ensemble《EST》の核となるメンバーで構成された《EST》スコラーズ。5代目である2006年度のメンバーは、卒業論文でリタイヤした大学4年生の2名を除き、現在、以下のメンバーで活動しています。
| ソプラノ 伊賀 千恵 / 加藤 あかね / 近藤 香織 / 細野 裕美子 |
| アルト 常住 光子 / 中村 敬子 / 山羽 貴久子 / 藤田 沙織 |
| テノール 福本 三喜 / 松井 佑輔 |
| ベース 常住 信教 / 寺田 昌樹 / 土井 誠 |
2月は、《EST》スコラーズにとって、大活躍の月でした。
まずは、2007年2月11日に催された第18回三重県アンサンブルコンテスト一般の部にて、今年も金賞・最優秀賞を受賞しました。今年は、Monteverdiの“聖職者の夕べの祈り”から“Lauda Jerusalem”。大掛かりな作品を少人数で指揮なしで歌うのは冒険でした。しかし、熱演でした。
嬉しかったのは、この演奏に感激してくれて《EST》に思い切って入団してくれた大学生がいたことです。唯一のティーンエイジャーとなりました。大切に育って欲しいものです。
さて、その半月後、2月24日に催した、『春を待つコンサート〜《EST》スコラーズ あふみヴォーカルアンサンブルとともに』は、今年度の《EST》スコラーズの集大成となるものでした。
宝塚国際室内合唱コンクールで私たちとご一緒され、その後、加藤さんがヴォイストレーナーとして招かれ、いわば、私たちと同じサウンドを目指す同志として活動しているといっても過言ではないあふみさん。指揮者がいないのが大きな特徴です。2005年12月に続いてのジョイントです。
合同曲は三重県津市で1回、滋賀県長浜市で1回の練習をし、当日リハーサルを経て本番に臨みました。私が指揮に当たりましたが、2005年の確かな感触がありましたから、何の不安もなく、スムーズに進みました。単独ステージの曲は、《EST》の練習前と練習後に、練習しました。
本番のアストホールは、響きの良くないホールでしたが、立ち位置の工夫などで何とかクリアし、お客さんの温かな雰囲気にも助けられ、無事、終えることが出来ました。
1人1パートの5人で演奏したルネサンスポリフォニーは格別の趣がありました。またポピュラー作品の振り付けなども受けていました。合同ステージでは、特に女声合唱がいい味を出してくれました。また、ピアノ伴奏付き(ピアノは加藤あかね)の作品も伸び伸びと楽しく演奏できました。
今回は、《EST》スコラーズ以外の《EST》メンバーが協力してコンサート運営に当たってくれました。お陰で大変スムーズにスリムに開催することが出来ました。誇るべき仲間たちです。
コンサートを終えた後は、津市内のお店を借り切って大宴会。楽しかったです。「今度やる時はダブルコーラスをしよう!」「宝塚国際合唱コンクールの夜のパーティーで一緒に歌おう!」などと。最後は、“みかんの花咲く丘”をお店一杯に響かせました。翌朝は、伊勢神宮の見物に繰り出したようですが、私はやちまた混声のオーケストラ合わせがあり欠席。ちょっぴり残念でした。
5代目《EST》スコラーズの最後のステージが終了しました。来年は、6代目スコラーズでの単独公演(2008年2月24日、三重県尾鷲市)が決まっています。さらにさらにいいアンサンブルを創り上げたいと思います。
2007.5.5
TOKYO CANTAT 2007『南蛮人ザビエルとその時代の・・・』に出演
2007年4月30日、ヴォーカルアンサンブル《EST》は、TOKYO CANTAT 2007〜『南蛮人ザビエルとその時代のヨーロッパ音楽、開国時代洋楽の出会い、それから・・・』に出演しました。(すみだトリフォニーホール)
ルネサンス音楽への回帰
今回は、ルネサンス前期の指定を受けての選曲でした。選んだ作曲家は、フランドル地方のその時代を代表するオケゲムとジョスカン・デ・プレ。そして、《EST》にとっては、合唱の原点であるルネサンス音楽の演奏を見直す貴重な時期となりました。
様式感や演奏に必要な知識を20枚のプリントにまとめました(20枚に上りました)。平均率でない音律と透明な音色、そして線的なフレーズ感など、極めて丁寧に練習をし、この日を迎えました。さらに、オケゲムとデ・プレの作曲手法の違いを明確に意識して音楽作りを。
その結果、当日の演奏は、「言葉の意味を意識したよくわかる演奏」(スペインのトロサから来日のゲストの方)、「オケゲムとデ・プレの違いがハッキリ分かる演奏」(作曲家、寺嶋陸也さん)、「安定した形の中で伸びやかさも出ていた」(ある指揮者)、「女声の声が特に素晴らしい。ジョスカンの“パンジェ・リンガ”の引き締まった演奏も印象的」(神奈川県合唱連盟の方)などという、嬉しいご感想をたくさん頂きました。
すばらしい構成のコンサート
『南蛮人ザビエルとその時代のヨーロッパ音楽、開国時代洋楽の出会い、それから・・・』は、会期中に催される4回のコンサートのうちの1回目。11の合唱団と山内房子さん(ソプラノ独唱)によって催された、結果的に4時間近くの大きなコンサートでした。
《EST》の本番が早い時間だったため、その後の演奏を全て聴くことが出来ましたが、席を立つことができないすばらしい構成のコンサートでした。前半は、グレゴリオ聖歌、ザビエル時代の作品、「天正使節」の頃の作品。後半は、カクレキリシタンのうた、江戸時代、明治・大正・昭和、平成と続く構成。ステージを繋ぐのは、女優、竹下景子さんの上品な語りです。
何が素晴らしいって、その語り。膨大な新しい資料に基づく、あっと驚くような説を盛り込んだ、それだけでも音楽史の一端となりうるような興味津々のものでした。特に、信時潔や山田耕作らがヨーロッパ音楽を果敢に勉強していた事実などは、その後の彼らの珍しい曲の演奏などと合わせ、驚きの連続でした(山田耕作の作品は、メンデルスゾーンを髣髴とさせるドイツ語の全くのヨーロッパ的なものでした)。
鎖国や開国の歴史と合間ってのコンサートは、日本人の音楽ルーツを考える貴重なものとして心に残りました。翌日、栗山先生とお話しする機会があり、「コンサートを聴き、私自身、これからどういう風に進んでいけばいいか深く考えさせられ、わからなくなりました。」と言うと、「このコンサートの企画は、そのためにあったのです。わからなくなっていいんですよ。私もいろいろやってきて、わからなくなって、次へ進んできたのですから・・・。」とおっしゃっていただきました。
音楽の世界の時間軸の深さ、水平軸の広さを思い知り、自分のやっていることが小さな点であることを自覚する。そこから、残された人生で何をやっていくかを考えさせられたコンサートでした。答、出せるかなあ。
メンバーの成長とこれからに期待すること
総勢35人での参加。初めてのメンバーであるソプラノの山本さん(大学2年生)は、本番前、「リハーサルでホールの素晴らしさに圧倒された。テンションが上がってきていい感じです。」と、言ってくれました。この強気の発言に代表されるように、みんな強くなりました。指揮者の藤井宏樹さんは、「《EST》は、国際的な評価を得て、昨年から大きく何かが変わったんじゃない?」とおっしゃってくれました。ご自分の合唱団Juriもそうだったのでしょう。
音楽に責任を持つということが大切。それは、歌い手一人一人が、「今の自分のあり方が演奏しようとする音楽に適しているか」の細かな確認です。確認出来、集団としてその一点で繋がりあえている・・・という確信が、演奏者相互を強くするのだと思います。そうやって本番を迎えられることが、いい演奏をする大切な条件だと思います。
これからさらに期待したいこと。それは、音楽が時間の芸術であるということの自覚でしょう。さっき良かったことが次の瞬間に悪くなることもある。その逆もある。本番前日から本番までの一人一人の、そして集団としての理想的な在り方は、まだ探れそうな気がしています。
何はともあれ、また一つ《EST》の歴史に残る演奏が出来ました。原点と考えているルネサンス音楽をきっちり見直せ、今年度、最初の大きなイベントが終わりました。来月もまた東京で演奏が出来ます。今度は、キューバの音楽です。楽しみです。
P.S.今回も遠くからたくさんのお客様に来て頂きました。ありがたいことです。お礼申し上げます。
2007.6.30
JCDA合唱の祭典2007『第8回北トピア合唱フェスティバル』に出演
2007年6月10日、ヴォーカルアンサンブル《EST》は、JCDA合唱の祭典2007『第8回北トピア合唱フェスティバル』に出演しました。私達が演奏したのは、第3日の「世界の現代を聴くVol.1〜同時代を生きる作曲家とその作品を集めて〜」。(北トピアさくらホール)
キューバの音楽を歌って踊って
昨年、協会から依頼を受けた時、私は迷わず「キューバを担当します!」と答えました。《EST》にとってキューバは特別な存在です。昨年のイタリアでのコンクールでとても仲良くなったキューバの合唱団。あの身体から湧き出るすごいリズム感は、あの日以来我々の目標となっていたからです。
とにかく、キューバの作品は、歌っていて楽しい! そして踊りを入れることでますます作品の世界に近づけるのです。笑いの耐えない練習、アイデアがメンバーからあふれ出る練習が続きました。そして、ノリのいい状態で、本番を向えました。
本番に至るまで
東京へは日帰りで行って来れました。しかも、主催者側の配慮で、練習会場まで取っていただき、十分に本番前に練習も出来ました。ありがたかったです。
本番までの合間を縫って、客席でステージリハを見学できました。松下耕先生率いるGaia
Philharmonic Choirのリハーサルは、私に元気を頂きました。松下先生のとてつもない大らかなエネルギッシュな練習。自由度のあるまとめ方。勉強になった私は松下先生とGaiaの皆さんに感激のお声掛けをさせていただいたほどです。
さて、プログラムは、アメリカ、アルゼンチン、キューバ、休憩、北欧、ラトヴィア、オーストラリア、フィリピンと続くものでした。それぞれを担当する合唱団7団体が共演です。
《EST》は順調に練習を追え、最後のリハーサル。本番はもう始まっています。そのリハーサルの途中で私はインタビューを受けるためにステージへ。インタビューは、「なぜキューバか?」「リズムについて」の2つ。本番前のテンションの高い状態で答える私に、客席の前の方のお客様がクスクスと笑っていました・・・・・。
すばらしい聴衆・感激のステージ
東京で演奏する喜びは、多くの共演団体や指揮者の方々とお会いできること、そして、質の高い聴衆の温かい共感を強く感じることです。今回も、素晴らしかったです。
| El Guayaboso | Guido Lopez−Gavilan |
| Penas | Beatriz Corona |
| Barcarola | Beatriz Corona |
| Que rico e (Mambo) なんてすてきなんだ | Guido Lopez−Gavilan |
1曲目から、歌って踊っての演奏。1曲目が終わるや否や、すごい拍手が来ました。この絶妙のタイミングでの拍手が我々を勇気付けてくれます。2曲目は、立つ位置を変え、恋人や家族を演出しながらの演奏。よく響く理想的なホールに、パートをばらばらに配置した並びが効果的です。響きが何倍にも豊かになって客席に届いたのではないでしょうか。またまた大きな拍手を頂きました。3曲目はおしゃれに、4曲目は、踊りまくって。最後は、大きな拍手と「ブラボー」を頂きました。松下先生も客席で大きく拍手をしてくださっていたと後から・・・。ステージから最後の1人が退場するまで拍手は大きいままでした。この体験は、海外にいるようでした。メンバー達は、このイベントが一遍に好きになったようです。お客さんの反応が我々にすごい影響を与えてくれたのです。
この日までの練習も本当に楽しかったです。キューバの音楽に完全にはまったメンバー達が、インターネットを駆使し、いろんな情報を持ち寄ったり、振り付けを凝り、専門の方に見てもらったり・・・。その中で、リズムの面白さだけでなく、キューバの人たちの思いや歴史観まで深く入って歌うことが出来ました。作品との一体感が、この日の演奏を生んだのだと思います。
では、本当にキューバの血が私達の中に入ってきたのでしょうか。この質問に答えるのは私達自身。10月の台湾での演奏が成功すれば、答を出したことになると思います。10月の第15回コンサートのフィナーレを飾るステージでもあります。楽しみは秋に繋がっていきますね。
P.S. 指揮者協会の方々と少しでもお話できて良かったです。若いプロの指揮者の方々たくさんいるんですねー。一緒に頑張って行きたいと思いました。
P.S.のP.S. 神奈川で知り合った指揮者の方と客席で偶然お話が出来ました。その方は、ハンガリーに何度か研鑽を積みに行かれている方で、「《EST》のような合唱団が日本にあるってことをハンガリーに紹介したい。」と嬉しいメッセージを頂きました。
2007.7.16
県合唱祭
2007年6月17日、ヴォーカルアンサンブル《EST》は、三重県合唱祭に出演しました。
演奏曲は、前週東京で演奏したキューバの2曲、BarcarolaとQue rico e (Mambo)。東京での客席のすばらしい反応がまだ身体に残っているみんなは、この日もノリノリで練習し、本番に向かいました。身体を動かすことに抵抗はまったくありません。というより、キューバのこういった作品の本質が、身体でリズムを作って歌うことだと言うことがわかってきたのです。
本番の楽しい演奏に、会場は皆喜んで頂いたようです。県合唱祭では珍しく、最後の1人が退場するまで拍手を頂きました。感想アンケートでもありがたいお言葉を沢山頂戴しました。
ただ、東京のように、客席がどよめく様なすごい状態にはならなかったのは、三重県人の気質か、聴衆が皆演奏者だからか、はたまた我々の演奏の質が東京の時に及ばなかったのか・・・・。東京と今回との2回の演奏のどちらも聴いていただいた方からの反応は、「客席の反応の違いが感じられた。東京では周りのお客さんとも一体になれてとってもよかったー」というものでした。「コンサートでも演奏するので今回出さなくても良かったのでは?。もったいないよー」とも。ある意味ありがたい感想ではありました。ライブコンサートのような感覚が必要ですものね、こういった曲は。でも、若い合唱人にはいい刺激が与えられたと思います。
さて、恒例の屋外演奏は、Arroz con leche(Carlos
Guastavino)と「箱根八里」(信長 貴富)の2曲を、《EST》スコラーズのメンバーで演奏しました。Arroz con lecheは、「お米のミルク煮」という日本語題名ですが、男女のかわいい恋の歌。スコラーズのメンバーは朝から動きに凝って練習していました、本番直前まで振り付けが加わり、いざ本番。屋外の広場を所狭しと動きながら歌う《EST》スコラーズに、観客は楽しそうでした。新生《EST》スコラーズのデビューは今年も大成功でした。
夏から秋の《EST》は、ここ数年、燃える時期。北トピア、県合唱祭と夏の行事を2つ終え、合宿、宝塚国際室内合唱コンクール、全日本合唱コンクール、台湾公演、定期コンサート・・・と続きます。週1回の練習を無駄に出来ないということで、この日の夜の練習も、頑張りました。一つ一つのイベントを精一杯やって実りの秋に向います。
合唱祭を過ぎて今日で1ヶ月。毎回見学者を迎えながらの練習が続いています。公開練習のような賑やかな雰囲気です。嬉しいですねー。
2007.8.17
宝塚国際室内合唱コンクールでグランプリ
2007年7月28日、ヴォーカルアンサンブル《EST》は、宝塚国際室内合唱コンクールに出演しました。2年ぶりです。そして、今回は、新部門である、“ロマン派部門”と“シアターピース部門”に出場し、両部門で金賞、“シアターピース部門”の演奏で全部門の総合1位(グランプリ)を受賞しました。

“ロマン派部門”では、ブラームスとラインベルガーに取り組みましたが、「ブラームスの解釈」、「《EST》のサウンドとロマン派」という2つが、今回のテーマでした。
| Vineta(3つの歌Op.42) | Brahms(1833〜1897) |
| Der bucklichte Fiedler(歌曲とロマンスOp.93a) | Brahms(1833〜1897) |
| Abendlied | Rheinberger(1839〜1901) |
2つの相反する感情が同時に内在するブラームス。それを和声進行と構造で表現しようとしました。さらに、ドイツ語の歌詞から来るフレージング。全てを演奏に込め、質の高い演奏に向いました。苦労したのは、《EST》が創り上げてきた真っ直ぐなサウンドで感情を表現するロマン派音楽を演奏することでした。そのために、歌詞と感情、構造と感情・・・というように細かく意識しながら皆で作っていきました。それでも、やればやるほど、ブラームスの音楽の素晴らしさが、我々に「まだまだだよ!」と言っている様で、最後まで満足は出来なかったです。そのせいもあり、「金賞!」と発表されたとき、みんな「えっ!ホント?」という表情でした。しかし、悩み悩み練習していくことがいいのかもしれませんね。その意味で嬉しい賞でした。
“シアターピース部門”。これはとても楽しかったです。客席と2階をフルに使い、ホール全体のさまざまな方向から、即興的に、一人一人が馬子唄や舟歌を移動しながら歌う様は、とても新鮮で、《EST》の新たなレパートリーとなりました。音響のいい宝塚ベガホールは、シアターピースにピッタリでした。
| 「三重五章」序章 a.鈴鹿馬子唄 b.櫛田川舟歌 | 柴田 南雄 |
| 「三重五章」第二章 b.伊勢の手まわし | 柴田 南雄 |
柴田南雄先生が、三重県を歩かれて作られた作品。鈴鹿馬子唄や櫛田川舟歌に接しながら、お伊勢参りに向う江戸の人々の喜びを充分に歌い上げようとしました。長島さんと福本君のソロに始まり、土井氏、野村君、伊藤君のひょうきんな語り、全員が独自に歌い上げる民謡など、宝物をいっぱい含んだこの作品。《EST》の自信作となりました。
夜のパーティーでの海外の団体などとの交流も楽しかったですね。今回は、台湾(総合2位)、フィリピン(フォークロア部門金賞)、インドネシア(フォークロア部門金賞)というアジアの団体と交流できました。彼らのコンクールでの“お国の歌”はすごかったです。独特の発声で曲芸のような土着の踊りと共に演奏するのです。あっけにとられました。このような強烈な民族性に匹敵するものは日本にはありません。ある意味、日本人であることの根っ子について考えさせられますね。うーん。

台湾の指揮者は、私や《EST》のことをよく知って下さっていました。10月の台湾公演の実現に導いていただいた台湾メールクワイヤやフォルモサ合唱団とも親しいようで、ちょっと心強くなりました。台湾での再会が楽しみ・・・。
翌日の、入賞団体記念コンサートでは、最後のステージを頂き、下記の作品を演奏しました。
| 「三重五章」序章 a.鈴鹿馬子唄 b.櫛田川舟歌 | 柴田 南雄 |
| 「三重五章」第二章 b.伊勢の手まわし | 柴田 南雄 |
| 翼 | 武満 徹 |
| Abendlied | Rheinberger(1839〜1901) |
| Que rico e (Mambo) なんてすてきなんだ(キューバ) | Guido Lopez−Gavilan |
コンクールは各部門20人でしか演奏できませんが、この日は全員で演奏できます。大切なステージです。35人で演奏しました。どの曲も大きな拍手を頂きましたが、アレッツォでも演奏したAbendlied、東京で演奏したQue rico eは、やや安全運転だったかも知れません。それに比べ「翼」は、初めてのステージであったためか、緊張感と気合を感じました。こういう精神的なものって難しいですよね。安心するといい演奏はできないという・・・。
3週間近くたって書いているわけですが、今、新鮮に思い出せることを書いてみました。だんだんといろんなことが頭によみがえってきますが、この辺にしておきたいと思います。とても大切で達成感のある2日間でした。
第23回宝塚国際室内合唱コンクール入賞団体はこちら--7/29up