2006.7.14
第54回「Guido d'Arezzo」国際ポリフォニック・コンテスト2006に向けて
《EST》が参加する、第54回「Guido d'Arezzo」国際ポリフォニック・コンテスト2006(2006年8月21-27日 イタリア アレッツォにて)とは、どんなコンクールでしょうか。今回は、要綱を日本語に直したものを披露し、コメントして行きたいと思います。
| コンクールは以下のカテゴリーに分けられる. 1-キリスト教プレインチャント(コンクールとフェスティバ ルコンクール) 2-ポリフォニー(コンクールとフェスティバルコンクール) 3-児童合唱(コンクール) 4-スペシャル・コンクール(特別賞) 5-民謡国際合唱祭(観客賞) 上記カテゴリー以外に「Citta di Arezzio」グランプリが授与される |
《EST》が目指したのは、カテゴリー2の「ポリフォニー部門」と、カテゴリー5の「民謡国際合唱祭」でした。30分ほどの録音CDを送り、目出度く『本選出場』の知らせを受けたのは、4月の下旬でした。
次に、カテゴリー2「ポリフォニー部門」の仕組みと選曲方法について。
| 2-ポリフォニー ---------------------------------------- 混声,または同声の4-32人の合唱団/声楽アンサンブルであること このカテゴリーでは,次の歴史区分のレパートリーを演奏すること A-1450年までのモーダル/メンシューラルなポリフォニー B-1450-1600年のアカペラポリフォニー,オリジナルな形で C-1600-1750のポリフォニー,アカペラまたは伴奏つきで D-古典派からロマン派のポリフォニー,アカペラまたは伴奏つきで E-印象派から現代までのポリフォニー,アカペラまたは伴奏つきで 混声は4声以上,同声は3声以上の曲を演奏すること.ただし,Aの歴史区分から演奏する場合は,2声以上であればよい。 コンクール:予選 プログラムは以下のものであること a)第1第2ローマンスクールに属す、以下のポリフォニーのいずれか一方 混声 Guiseppe Otttavio Pitoni (1657-1743):「二重合唱のためのMissa Sala」からキリエまたは Guiseppe Otttavio Pitoni (1657-1743):「二重合唱のためのMissa Sala」からグロリア 同声(略) b)A-Eの少なくとも2つの歴史区分から a)とb)を合わせての演奏時間:12分 予選終了後、審査員は決勝とフェスティバル・コンペティションに進む合唱団を選出する。 決勝とフェスティバル・コンペティションへの選出は、独立して別々に行われる。 ひとつだけの歴史区分の結果が考慮されることもある。 コンクール:決勝 決勝に進む団体は予選とは異なるプログラムを演奏しなくてはならない. プログラムは上記5歴史区分のうち,少なくとも3つを含んでおり,全体で15分のものであること. フェスティバル・コンペティション フェスティバル・コンペティションに進む団体は予選とも決勝とも異なるプログラムを2セット演奏しなくてはならない. 作品は上記の歴史区分A-Eから選び,時間は1セット15分であること. フェスティバル・コンペティションに選出されたら必ず参加しなくてはならない。 |
ここまでで、非常にシビアなコンテストであることがわかります。つまり、用意する曲は、予選用12分、決勝用15分、フェスティバル・コンペティション用に、15×2=30分、計57分。しかも、5つの歴史区分を意識しながらルールに沿って選ばなければならないのです。
このシステムは、最近(昨年から?)改定されたものであることもわかりました。何でも、アレッツォのコンクールは、世界6大コンクールのひとつとして、とても誇り高きものであるらしく、コンクールのレベルをさらに上げることを目的として改定されたらしいのです。
しかも、古い時代の作品は西洋にしか存在しないわけですから、その様式感や、言葉の壁を考えると、古い作品を多く揃えなければならないこのコンクールは、日本人には不利であることは間違いありません。
57分の曲を用意しながら、予選の12分で終わり!という可能性もあります。昨年は、半分以上の団体が予選で終わっているというデータも。
しかし、前向きに信じるしかありません。このコンクールに向かう営みは、大変実りのあるものであると・・・・。
《EST》が選んだ曲目は、以下の通りです。
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CATEGORIA 2 - POLIFONIA PRELIMINARY ROUND CATEGORIA 2 RASSEGNA A PREMI Festival Competition CATEGORIA 2 PROVA FINALE - FINAL ROUND |
次に、カテゴリー5「民謡国際合唱祭」の仕組みと選曲方法について。
| 5-民謡国際合唱祭 ---------------------------------------- このコンクールは,少なくとも1-,2-,3-,4-のいずれかに出場した全ての合唱団に対して行われるものである. 参加団体はその民謡をオリジナルの形,あるいは合唱への編曲の形で演奏しなくてはならない. ただし,編曲は民謡の伝統の一部であり,芸術作品の分野に属したものでないこと. できれば,合唱団は典型的な楽器やリズミカルな動きにより地域の独自の伝統を表現するとよい. 申し込みにあたり,合唱団は楽譜とオリジナルの歌詞(英語かイタリア語の訳をつけること)を添えて最低4曲を示し時間を明示すること. 編曲の場合は,民謡の習慣と伝統に敬意を払ったもので,オリジナルの主題がはっきりと聞き取れるものであること. 芸術委員会が演奏曲目を決め,その決定を通知する. 唯一の賞は聴衆に最高に支持を受けたものに与えられる. 他の等級はつけない. 合唱団はその国に固有な衣装を身につけて演奏することが期待されている. |
昨年の京都で催された、『世界合唱シンポジウム』で、アフリカや南米のグループが非常にお国をアピールして受けていたことを思い出します。合唱で日本をアピール。しかも、伝統的な日本の曲とパフォーマンスで・・・。世界の期待する日本の姿とは何だろう。考えると大変難しかったですが、《EST》の示した曲は、次の5曲でした。
| さくら(武満) くわいが芽だした(三善) ソーラン節(三善) 安里屋ユンタ(松下) 狩俣ぬくいちゃ(松下) |
その中から芸術委員会が選んだ2曲は、
| さくら(武満) くわいが芽だした(三善) |
でした。
さて、コンクールは、まだ続きます。
| 「Citta di Arezzo」グランプリ ---------------------------------------- ヨーロッパ合唱グランプリの規定に従い,12人未満の声楽アンサンブルは「Citta di Arezzo」グランプリに出場できない. 次の団は「Citta di Arezzo」グランプリへの参加が義務付けられる. - ポリフォニーカテゴリーの優勝団体 - 児童合唱の優勝団体 - ポリフォニーカテゴリーに出場し,フェスティバル・コンペティションで特別賞をとった団体 参加する団は,芸術委員会に従い,優勝した歴史区分を代表する曲を演奏しなくてはならない. コンクール開催中に演奏しなかった曲目が望ましい. 合計演奏時間は15分. 「Citta di Arezzo」グランプリ優勝団体は,2007年のヨーロッパ合唱グランプリに出場しなくてはならない (これは6大コンクールのグランプリ獲得団体のみが出場するコンクールです。) |
したがって、ここまで残るのは夢の又夢かも知れませんが、一応曲の準備は必要。そこで、1曲は、開催中に演奏した曲を入れるとし、残りは、下記の曲の中から、当日選ぶこととしました。これらの曲は、コンクールの合間に設定されるコンサートでも、披露する予定で練習します。
| 村の鍛冶屋(信長) Alleliia(Consolacion) でんでれずんば(三善) あかとんぼ(信長) 島唄(信長) みかんの花咲く丘(信長) |
計26曲、計約82分
いやはや、すごいこととなりました。しかし、今、メンバー達の音楽に向かう意欲は、過去にない盛り上がりを見せてくれています。その盛り上がりも、ずーっと上り坂が続いています。この営みこそが、すばらしい。
これほどのコンクールには、何年もの準備が必要です。《EST》のここ数年の営みが、その準備だったと思えば、やはり、今がチャンスと言えます。すべてのハードルをクリアした・・・とまでは、まだ言えないかも知れませんが、やはり、時期としては今しかないような気がするからです。
その意味で、一生に一度の大イベントです。このイベントを前にした営みはほぼ成功。後は、数回の練習をいい形で終え、イタリアへ向かいます。そして、「イベントを終えた時に見えている世界」がどんなものなのか! これを一番楽しみにしながら、1日1日を大切に暮らしていきたいと思っています。
たぶん、メンバー達も同じ想いでしょう。
2006.7.15
イタリアに向けてのプロジェクトとしての“三重県合唱祭”
イタリアに向けてのプロジェクトとの一つとして決めたのが、「国内で、イタリアで演奏するすべての曲の演奏を終えよう!」ということでした。“TOKYO CANTAT”に始まり、“三重県合唱祭”、“アルティ声楽アンサンブルフェスティバル”、“Vocal Ensemble《EST》 伊勢コンサート”という4つの発表の場で、全曲演奏をし、メドをつけてイタリアに行くことにしたのです。
その第2弾となった、三重県合唱祭。演奏曲は、Josef Rheinberger (1839 - 1901)の Abendlied、Yi
Chen の Diu diu deng。
Abendliedは、イタリアのプログラムに入れた唯一のロマン派時代の曲。様式感を考慮した情感豊かな演奏を心掛けました。本番の集中力が嬉しかったです。私と一心同体になって、皆の歌声が会場に立体的に広がっていくのが見えるようでした。夕暮れの光の中で、復活したイエスと歩く弟子たちの姿が、聖書を超えて浮かび出たような感覚・・・。
Diu diu dengは、Tokyo Catatの再演でした。台湾版“汽車ポッポ”とも言えるこの作品。私が汽車の振り付けで上手から消えていく時、会場がどよめくきました。歌の最後で、私が下手から現れ、終わると同時に「まっつぁかー、まっつぁかー」と叫ぶと、割れるような拍手が来ました(会場の松阪は、地元ではまっつぁかと呼ぶことがあるからです)。恥ずかしさを乗り越えてやった甲斐がありましたね。もちろん、みんなの振りも笑いを呼んでいました。
恒例の屋外演奏では、Heinrich Schutz のRide la primavera、John Dowland のFine Knacks for Ladiesの2曲を、《EST》スコラーズ+αのメンバーで演奏しました。。
イタリアでも、屋外で演奏する機会があります。どんな雰囲気なのでしょうか。その雰囲気を先取りするような目的もありました。2曲とも、世俗曲。恋の歌と物売りの歌。聴衆は、高校生を中心とする若い人たちが多かったですが、楽しんでいただけたようです。恒例のこの催し、他グループがすべて高校生だったこともあり、若々しいフェスティバルの雰囲気でしたね。
さて、今回の直前練習(当日の昼、会場を借りて1時間ほど行いました。)の反省点として、ロマン派の演奏に迫るのに、結構時間がかかったことが挙げられます。短時間の練習でたくさんの曲を一気に本番に向けた出来にしていくことになるイタリア。その感覚をシュミレーションしなければならなかったのですが・・・・・。また、言葉へのアプローチの問題も残りました。イタリアでイタリア語を始めとした外国語を歌うわけですから、その言葉が、違和感なく現地の人たちの心にスッと届くような歌を歌いたいものです。
燃える《EST》は、合唱祭終了後、市内の小学校を借りて夜まで練習しました。高校生2人の見学もあって、大変盛り上がりました。本番後ですから皆疲れていたはずですが、本番独特の臨場感を練習場に携えて来てくれたのでしょう。すごいパワーで歌いきってくれました。その意味でも、本番っていいものですね。
2006.7.19
「アルティ声楽アンサンブルフェスティバル2006」での演奏
2006年7月16日と17日に催された『第3回アルティ声楽アンサンブルフェスティバル2006』の2日目、Vocal Ensemble《EST》は、招待合唱団として、とても充実した演奏をすることが出来、喜びもひとしおでした。
全10曲を私のおしゃべり(曲紹介やアレッツォ国際コンクール紹介)も入れて45分。曲は来月イタリアで演奏するものばかりでしたから、非常に集中した熱い45分でした。
それにしても、会場となったアルティホール(京都府立府民ホール)は、何とすばらしい音響でしょう。リハーサルで響きのいいオーダーを発見できたことも功を奏しましたが、とにかく安定した響きの中、とても幸せな気持ちで演奏できました。イタリアを前にして盛り上がっている《EST》が全身全霊で演奏しました。400人収容可能の客席のほぼ満員の聴衆の皆様が、水を打ったような集中力で聴いてくださり、1曲ずつとても大きな拍手を下さいました。これほどのいい条件でのステージは、なかなかあり得ません。《EST》の演奏歴にしっかりと残るステージでした。
直後にロビーの一角で催された“ワンコインパーティー”では、洲脇先生、長谷川先生、伊東先生と、長時間、《EST》の演奏についてご感想やアドバイスを頂き、イタリアに向けての何よりの宝となりました。また、関西の大学合唱団のリーダー格の学生さん達とも、いろいろと交流出来ました。さらに、「女性指揮者の会」(?)のリーダーの方とも。こういった音楽会を企画された伊東先生には頭が下がります。特に、そこに集われる日本を代表される方々から次世代を担う大学生までもが、一緒になってお酒を飲んで語り合える“ワンコインパーティー”は、本当にすばらしいコーナーだったと思います。
「室内合唱を京都の地にもっと広げたい」「コンクールの形ではなく共に仲間として学びあえる新しい企画で」と熱く語られていた伊東先生。その夢がこうやって叶っているんですね。なかなか三重県という田舎では、こういった企画を立てることは難しいですが、招待演奏という形で、伊東先生の意志をお手伝いできたことを満足に思います。このような形で、貢献していくのが、《EST》の、私のひとつのあるべき姿のような気がしています。
そして、《EST》のとっては、イタリアに向けての大きなハードルを越えました。みんなの嬉しそうな顔を見ていると、「頼もしい仲間になったなあ!」と感激です。ここで気を抜くことなく、さらに、音楽を詰めて行きたいと思いますが、ひとまず、いい演奏をしてくれた仲間に「ありがとう」と言いたい気持ちです。
P.S. このエッセイを書き終えた時、宇治山田高校合唱部を今年3月に引退したあるOBから、とても嬉しいメールが届きました。以下に一部を紹介させていただきます。
| アルティーでの演奏、おつかれさまでした!とてもよかったです。久しぶりのESTの演奏と先生の指揮に鳥肌の連続でした。いやー、山高の音楽室行きたい!! ウチ、京大合唱団に所属してるんですが、アルティーに十何人か来てくれてました。ESTの演奏を聴いて、来てくれた人たち全員がESTのファンになってくれたみたいです♪演奏後、感想をきいてみると、すごい、すごい、感動した、の連発でした。演奏会あったら絶対行くって言ってくれているので、是非一緒に連れて行きたいと思います☆とりあえず11月のコンサートは行くつもりしてます。 もちろん夏は山高の練習見に行きまーす!みんな元気でやっとんかな?とか思いながら、合唱団での練習に励んでいます。高校の時に向井先生やあかね先生に声みてもらった時の経験が今でもばっちり生きています。感謝しています。団でも自分なりにベストを尽くして頑張りたいです。 というわけで。アルティでは京大合唱団にもESTファンが増えました-という報告がしたかったので☆ ESTがイタリアに向けて、エネルギッシュに、充実した日々をおくれますように。 ではまた音楽室で? |
別々に頑張ってきたことが、繋がって行き、大きな一つの見えない宝物になっていくような、とても嬉しい感覚を味わっています。
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2006.8.11
「サマーコンサート in 伊勢」での演奏
2006年8月5日、Vocal Ensemble《EST》は、「サマーコンサートin伊勢」と称する地方コンサートを催しました。賛助出演として、伊勢女声合唱団、合唱団『プラチナ2000』にお世話をかけました。この場を借りてお礼を申し上げたいです。
この企画は、第54回国際ポリフォニック・コンテスト2006イン アレッツォ を間近に控え、その練習の成果を聴いていただくためと言うのが主なものでしたが、今回、2つの合唱団および指揮者の小山先生にお世話になり、チケットを売っていただいたり、運営をしていただいたりで、まるで、招待演奏会のような形になったことで、大変恐縮しています。
会場の『伊勢シティープラザ』は、ほとんど響かないステージでしたが、イタリアの会場も「響かないかもしれない」との情報があり、今回こういう会場でいい演奏をすることで、どんな会場でも動じずに歌える自信をつけることを目標としました。
プログラムは、前半を海外の合唱曲、後半を日本の合唱曲と題し、以下のように組みました。
| 海外の合唱曲 1.Tomas Louis da Victoria (1548 - 1611): Kyrie, Agnus Dei, dalla messa ≪ pro defunctis ≫ 2.Ottavio Pitoni (1657 ? 1743): Kyrie 3.Heinrich Schutz (1585 - 1672), Ride la primavera 4.Henry Purcell (1689 - 1695), Hear my prayer, O Lord 5.Henrich Schutz (1585 ? 1672), Quoniam ad te clamabo 6.Josef Rheinberger (1839 - 1901), Abendlied 7.Eric Whitacre (1970), Water night 日本の合唱曲 1.武満:さくら 2.三善:くわいが芽だした 3.三善:でんでれずんば 4.信長:赤とんぼ 5.信長:村の鍛冶屋 6.信長:みかんの花さく丘 7.信長:島唄 8.千原:おらしょ2 アンコール 1.Douland:Fine knacks 2.Consolacion;Alleruia |
全17曲を私のおしゃべり(曲紹介やアレッツォ国際コンクール紹介)も入れて約80分。曲は半月後にイタリアで演奏するものばかりでしたから、非常に集中した熱い80分でした。アンコールを求めるお客様の拍手は、大きく長く、収まる(減衰する)ことのないものでした。
「あの歌いにくいホールでよくあそこまでハーモニーを安定させられましたね」とお褒め下さったお客様も。演奏は、勿論いくつかの課題はありましたが、とても充実したものだったと思いました。これで、イタリアで演奏する全ての曲を日本で演奏しきったことになり、メンバー達にとっても大きな最後の山場を越したことになりました。
伊勢は、私の勤務する学校の近くでもあり、保護者の方々の姿も。また、私の母校の伊勢高校合唱部の生徒さん達も来てくれていました。小山先生率いる2つの合唱団も、伊勢の方々。このように、伊勢って、私の第2の故郷であり、大変、アッとホーム的なものを感じました。残念だったのは、宇治山田高校合唱部のみんなに聴かせてやれなかったことです。全国高校総合文化祭に出演するため、バスで京都に向ったのでした。
さて、打ち上げは、伊勢のレストラン『カーサ・ビアンカ』を借り切って行いました。ただの打ち上げではありません。本番の録音を聴き、次の日の練習に生かそうというのです。飲んで食べて騒ぎながらも、耳は、本番の録音が流れるスピーカーへ。その様子に新人の橋爪君曰く。「さすが《EST》ですねー。打ち上げから他団と全く違う!」。いやいや、今回だけだよー!いつもは飲んで騒ぐだけです。(きっぱり) それほど、みんなイタリアモードになりきっているんです。
ピアノもあるこのお店。加藤さんの即興ピアノに、お店のマスターのイタリアカンツォーネ。皆で「春に」などの懐かしいレパを歌ったりと、イタリア前夜祭のような楽しい時間でした。
いい合唱団になりました。爽やかで、心開き合える、楽しい音楽集団になれました。大きなイベントに向って、大きな大きな団結。笑顔でイタリアに出発できそうです。
12日と13日が、日本での最後の練習です。