私の生まれた北海道では、大面積にもかかわらず、当時稲は自然乾燥で、水平3段掛けぐらいだったように記憶しています。一方私の住むいわきでは、水平1段掛けの地域と、直立させた棒に放射状にかけていく方法(宮城や山形に多い)の地域が分かれています。となりの古殿町では、水平1段と2段が混在しています。新潟などでは、立ち木を利用して、6〜7段にも掛けていく方法が行われていたようです(今ではほとんどコンバインか‥‥‥)。
ご存知のように、現在では、人手不足とコメの値段が労働に見合わないため、コンバイン刈りが圧倒的多数を占め、自然乾燥は風前の灯となっています。
ですが、稲作文化としての稲架(北海道では、「ハサ」あるいは「ハザ」と呼んだが、いわきでは「ハセ」あるいは「掛け場」と呼ぶ場合が多い。各地でさまざまな呼び方がある)の地域性は、地域の交流や自然条件の影響の結果として、非常に興味深いものがあります。このページをご覧になられた方で、お住まいの地域の稲架の形態と呼び方を、このページまでお知らせください。じぷしい農園で、結果を地図にして、逐次このページに掲載して行こうと思っています。
なお、秋にはさまざまな形態の稲架を、撮れる限り、ここに写真を掲載したいと思います。ちなみにここいわき市遠野町の干し方を載せておきます。
(子供は干していません)
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