「水溶性キトサン」の、
水溶性は、要注意
(1) 「水溶性キトサン」は「吸収」がよいため免疫活性が高い、と思っている方が多いようですが、水溶性と吸収は、無関係、別問題です。 (2) キトサンは、「消化管を通過する」だけで効果があります。「吸収されなければ効果がない」という説明は、誤りです。 (3) 自称「水溶性キトサン」は、キトサンを酸で処理して水溶性にしたものなどですが、このような処理をしなくても、キトサンは胃酸により体内で水溶性になります。
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※ お問い合わせが多いのですが、このサイト以上の専門的な情報は提供できませんので、ご了承願います。
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| 水溶性キトサンの種類 | 処理方法 |
機能性 |
| 水溶性高分子キトサン | 高分子キトサンを酸で溶かしたもの | 高分子キトサンと同じ |
| 水溶性高分子キトサン | キチン50%、キトサン50% | 低下 |
| 水溶性低分子キトサン | 分子量1万以下、酵素処理 | 部分的 |
| 水溶性低分子キトサン | 分子量1万以下、塩酸処理 | 部分的 |
(高分子=大きい分子、 低分子=小さい分子)
財団法人 日本健康・栄養食品協会 キトサン加工食品規格基準 |
| キトサン80%以上、キチン20%以下で、分子量100万前後のもの(高分子) |
よくある質問
| (質問) | キトサンは弱酸でしか溶けないのに、どうして胃酸で溶けるのですか。 |
| (回答) | キトサンは、酸で溶けて水溶性になります。 胃酸は強酸です。「弱酸でしか溶けない」という意味が分かりません。
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| (質問) | 体に吸収される、ビタミンCやEなどの、低分子抗酸化物質は、分子 量200〜400です。6,000以下くらいなら、吸収されると思います。 キトサンが単糖(グルコサミン)じゃないと吸収されないは、嘘じゃない ですか? 我々は、ほとんどのものが吸収出来ない事になりませんか? |
| (回答) | キトサンは、ビタミンではなく、「糖」です。糖は、単糖にならなければ、 吸収されません。ですから、「水溶性」か否かではなく、単糖に「分解」さ れるか否かが「吸収」に関係するわけです。
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| (質問) | 水溶性の実験として、台所洗剤を水で薄めて、そこへキトサン水溶液 を入れると、キトサンが人間に悪い界面活性剤を吸着して、たちまち、 ところてんのようになってしまいます。缶コーヒーに入れれば、食品添加 物をすぐ吸着します。 ちなみに、高分子(大きい分子)キトサン商品の中身を出して、同じこ とをしても一切吸着しません。 |
| (回答) | キトサンは、酸に溶け水溶性になり、酸性になります。このとき、キト サンはプラスに荷電して、マイナスに荷電しているものとイオン結合し ます。上記の実験は、この原理を証明するものです。
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| (質問) | 非水溶性で効果があるなら、工程に手間のかかる、水溶性が生まれ る必然性はないと思われますが。 |
| (回答) | 高分子(大きい分子)水溶性キトサンは、普通の高分子キトサンと機 能性は同じです。 低分子(小さい分子)水溶性キトサンは、単に「低分子キトサン」と表示 すればよいのではないでしょうか。 わざわざ、「水溶性」と称する意図が、よく分かりませんが、消費者 は、「水溶性になると吸収される。吸収されなければ、効果がない」とい う説明を受けているようです。
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| (質問) | 本当に末期がんまで高確率で改善する可能性のあるものであれば、 (水溶性キトサンを)一般の人に広めるのに、理解を助ける上で、「多少 の方便」(水溶性になると吸収される。吸収されなければ、効果がない。 と説明すること)は悪い事ではないと思いますが。 |
| (回答) | 悪いことだと思います。思わないあなたの人間性が信じられません。 あなたが、一般の消費者ではなく、組織販売の「業者」なら、「職業倫 理」というものがあるはずです。虚偽の説明は、許されません。
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| (質問) | 子供に、寝冷えをしないように注意するのに、科学的に、何故おなか を出して寝ると寝冷えをするのかを説明するより、「雷さんにおへそを取 られるよ」と言ったほうが伝わるでしょう。 |
| (回答) | 「雷さんにおへそを取られるよ」 と、 科学的に間違っているのに、 @ 水溶性になると吸収される。 A 吸収されなければ、効果がない。 と説明して、水溶性キトサンを売ることが、同じでしょうか。 要するに、消費者をバカにしていませんか。
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専門家の見解
(Food Style 21 2000.6 より)
東京農業大学 和田雅裕教授 |
われわれは、キトサン摂取による生体機能が、キトサン成分が消化管から吸収されることから発揮されるということより、消化管内を通過することで発揮されていると考えており、それを物語るいくつかの実証を得ています。 そういう意味では、健康食品として使用されるキトサンは、高分子のものの方が、食物繊維という観点やその他様々な点において優れているのではないかと思います。
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甲陽ケミカル 坂本廣司氏 |
キトサンは高分子で水には溶けない。酸には溶けます。分子量が1万位に低くなると溶けます。 水に溶けるのと吸収されるのでは、全然別の概念なのです。それが、水に溶けるから吸収されると、消費者が感じやすいように書いて販売してるところが問題です。 水溶性イコール吸収性ということは良くありません。分子量をいくら小さくしてもキトサンになっている以上は吸収しないんです。
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キリンビール 出内桂二氏 |
低分子(水溶性)であっても、そのまま吸収されるとは考えにくく、結局はグルコサミンにまで分解されて、吸収されるというのが妥当であろう。 一方、吸収されないことが効果がないというのは早計。コレステロール低下、脂質消化吸収阻害は、吸収されないことがメリットとなる。また、免疫系への効果は、腸管免疫系の関与と推定している。
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http://www2.famille.ne.jp/~horio/text1/text1.html#1・4 (1・4・8 セレン)
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