独り言…


3/21/2011, 21:30

 みなさまにご心配をおかけしています。私は無事です。

 3月11日、勤務中に被災しました。
 4階の教室から、家、車、人、地域がまるごと津波に飲み込まれていくのを子供たちと見ました。
 学校の周りが海になり、わたしたちは孤立しました。
 寒い暗闇で、あちこちで立ち上る炎を眺めながら、不安な一夜を過ごしました。
 子供たちは翌日未明に、わたしたち教員は日没ごろにヘリで霞の目駐屯地に救出されました。

 駐屯地に一時滞在した後、子供たちや家族の半数は親類・知人の家へ、あとの半数は近隣の学校の避難所へ身を寄せています。安否不明の地域の人はまだまだたくさんいます。

 私は、毎日、子供たちのいる避難所を巡り、子供たちの様子を見ながら、保護者たちと語りながら、食事のおこぼれにあずかる生活をしています。避難所にいる人々は、それでも、みんなが同じ境遇なので明るく前向きに過ごしているように見えます。
 わたしたちの避難所は温かくて快適です。徐々に物資も豊かになり、ボランティアもあちこちから来るようになりました。

 となりのテレビによく映る避難所はさばききれないほどの物資が全国から届き、家のある“避難民”が炊き出しの時間になると温かい食べ物を求めて集まってくるようです。この避難所ではおやつまで出るそうです。

 石巻出身の友人は津波でお母さんを失いました。なんとか助かったお父さんのいる避難所には、地震後数日たってやっとおにぎり一つが届いたそうです。

 その落差に愕然とし、涙が出ました。

 2,3日前、わがアパートのライフラインも完全に復旧しました。
 被災後の学校や地域を初めて見に行きました。美しかった松林や田んぼ、何もかもなくなっていました。
 金曜日、予定通り来年度の人事異動の内示が行われました。

 好きで7年も勤めた地域の最後がこんなだなんて、大好きで大好きで3年も担任をした子供たち、かわいくてしかたのなかった子供たちとの別れがこんなだなんて…。

 教育委員会はじめさまざまな方々のおかげで、24日、卒業式を行えることになりました。
 卒業式に向けて、荒浜での日々の生活を振り返るにつけ、涙が出て止まりません。

 私は今、容易には立ち直れそうにないほど精神的打撃を受けています。



3/6/2011, 22:30
●日々追い立てられるように過ごして、気がつけば早3月。先週は水曜に授業参観があったので、その準備やらもろもろで過労死寸前。授業のほうは準備がいらなかったのだけれど、最後の参観日なので親への感謝の会というのを企画していて、その中で見せる写真のスライドショーの編集に前日の深夜1時半までかかった。なにせ同じ子供たちを2年・4年・6年と3回も担任しているので、持っている写真は数千枚? それを全部一枚一枚見ながら選んで、170〜180枚のスライドショーを3本仕上げた。これ一晩でする仕事じゃなかったね〜、とひどく後悔。しまいにはスクリーンがかすんで見えて、「かすみ目」ってほんとになるんだと知った。

 で、スライドショーは保護者・子供たちに喜んでもらえたので、そのままの勢いで利府に「ジーン・ワルツ」を観に行った。金曜も同様に意識不明の重態のまま今度は「白夜行」を観に。我ながらクレイジーだと思った。原作を読んだ映画は観てみたいじゃない。ただそれだけ。
 「ジーン・ワルツ」のほうは、ほぼ原作通りだったかな? 途中、二、三度落涙した。
 「白夜行」は、原作を読んでいると思うのだが、どこまで忠実に作ってあるのか判断できないほど忘れてしまった。でも、十分楽しめる内容だった。

 こんな破滅的な生活をしていたせいで、1週間で4度の片頭痛。

 この2日間の休みは、ぼわーっとした状態から結局一度も回復することなく、それでも仕方なく、今度は通信票の評価の作業に入った。


2/27/2011,23:20

●毎日忙しすぎる…。卒業を間近に控えた6年生が自主的に企画した「朝のあいさつ運動」に毎朝付き合っている。あの子供らと一緒に過ごせる時間が日に日に短くなってきているので、一緒に過ごす時を一瞬でも大切にしたい一方で、けっこうなプレッシャーであり、かなり私の生活を圧迫している。

 金曜日の夜まで仕事を頑張ったら、土曜日は案の定、片頭痛に。それでもなんとか仕事をして、やっとこの先の見通しが立った。
 で、今日は午前中仕事をして、午後から観たくてたまっている映画のうちの5分の1本を観てきた。「ソーシャル・ネットワーク」、facebookをつくった人たちの話。う〜ん、果たしてこの多忙の折、無理を押してまで観るに値する映画であったかは極めて微妙…。でも、facebook自体は、私も暇を見て活用したいものだと再認識。ま、時間があればの話。

●いびきの害に遭ったTOEICの結果が出た。820→750と、70ポイントのダウン。リスニングは前回とほぼ変わらない得点なので、リーディングが原因。その原因の9割はやはりそもそもの勉強不足であるが、いびき男のアクシデントが残りの1割といったところか。

某クリニックで打ちのめされる
 水曜日の午後、わざわざ休みを取って、某女性クリニックに血液検査の結果を聞きに行った。それは分子レベルで血液を詳しく分析するというもので、私の体には一体何が欠けているのかを明らかにするためだった。ここのところずっと片頭痛とか、睡眠障害とか、冷え性とか、時々抑うつ的な気分になることがあったから。

 検査結果いわく、「重篤な亜鉛欠乏」、「重篤な鉄欠乏」「低血糖症の疑い」などなど…。これ、本当にわたしの体ですか、というくらいひどかった。

 その検査結果を聞かされただけでもけっこう打ちのめされたのだが(だって、少なくともここ1年は嫌いな豆・豆製品や1日に卵2個を食べることをノルマとし、コレステロールや中性脂肪やたんぱくの値を上げることに努力してきたのだから)、なのに、落ち込む私に医師がかけた一言は、「なぜそんなに落ち込むのか、理由がわかりません」だった。

 医師は聞いた。「この3週間、あなたに実践してくださいといったことが5つあります。実践しましたか」
 その5つは、例えば、朝ご飯をしっかり食べるとか、ドリンク剤は飲まないとか、どれも日々できるていることばかりだったので、「昔はできてなかったんですけど、このごろは…(うんぬんかんぬん)」と、私が過去にさかのぼって話を膨らませていると、医師は私の話の腰をぶった切り、「あなた、それは私の質問に答えにはなっていません。私は、あなたに5つのことを実践したかどうかを尋ねたんです。実践したんですか。」
 「はい、しました…」(小声)と私。

 医師は私に結果の重篤さを伝えるだけで、私の日々の努力や言い訳やライフスタイルなんかには一切聞く耳を持たないのだ。見事なほどに、一切。

 医師に「あなた、○○はわかりますか」と聞かれて、はあ、大体「わかります」と答えると、「じゃ、何ですか、説明してみてください」と突っ込まれ、挙げ句しどろもどろになると、「あなた、ちっともわかってないじゃないですか」と攻められ、次からは何を聞かれても「よくわかりません」と答えることにすると、そんなにひどいバカではないと私でも頭をフル回転させなければ理解がついていけないくらいの異常な早口でまくしたてられ、一生懸命聞きながら考えていると、しまいには「あなた、私の話、聞いてますか?」と疑われる。

 ひどすぎないか、この医師? コミュニケーションが成立しない。
 しかし、この医師の結論は見えた。しのごの言わんと、サプリメントを買って飲め、ということらしい。

 そして、その勧められたサプリがまた馬鹿高いのだ。フルコースで1カ月約8万円、絞りに絞って最低でも3万円。そんな、私、生活していけませんて。と思ったので、「この中で、サプリではなく、食事で摂れるものはありませんか」と尋ねると、「あなたね、言ってることが矛盾してます。あなたはこれまでご自分で努力をしてきたとおっしゃった。でも、その結果がこれなんですよ。食事で摂れるとまだお思いですか。」

 もう何も話すことがなくなった。私も、医師も。医師はさっさと話を切り上げて、「今日は再診料だけでいいですから」と立ち上がった。

 一瞬、立ち直れそうもないほど打ちのめされた。が、幸い、今の私には落ち込んで立ち止まっている暇すらないのだ。 私の結論は出た。私、そんなにしてまで生きなくていい。



2/20/2011, 22:30
バレンタインデー
 月曜日はバレンタインデーだった。本命なし、今年こそは婚活に本腰を入れようかと思っている今日この頃。
 毎年職場の同僚のためにブラウニーとかかいがいしく作ってふるまっていた、意外にいい女っぷりを見せていた自分であったが、今年は何があったかまったくそんな気にもならず…。

 つうか、三連休の遊び疲れマックスでブルーだった月曜の朝、教室に行ったら、数人の女の子たちから「友チョコ」なのか「義理」なのかわからない、きれいな手作りチョコをたくさんもらった。「勉強に関係ないものは学校に持ってきてはいけません!」とあれほど強く言ったのに、超満面の笑みでそれを受け取っている自分。あのセリフを一瞬で反古にしてしまっている自分。いいのか、それで? いいのだ、それで。先生は超パッピーな気分だ。担任の機嫌がいいのは学級全体の利益に資する。

 職場でかつて行われていた義理チョコの習慣はいつしか完全に消え失せ、せいせいした。最近では放課後とかに女子がこそこそと男子にチョコを渡すなんて姿は見られなくなり、もっぱら女どうしで交換し合い「うまい、うまい」と言い合って喜んでいることが多いようだ。てか、一番喜んでるのはお菓子メーカーかもよ。男たちよ、それでいいのか?

腰痛
 この前の木曜日は、今年度最後の大きな行事があり、それに向けて死にそうな忙しさだった。よく頑張った。疲れた。例によって、自分より暇そうな同僚にイライラした。いまだに人間できていない。

 解放されてこの週末。昨日はいつもの癒しのクリニックへ。年明けからは隔週で通っている。薬と注射のおかげで、不眠も解消し、この多忙さにもかかわらず肩コリ知らず。定期的に通院するぐらいなら、定期的に運動でもすればいいんだが。

 金曜2校時目の体育の時間、解放感からか突然やる気になって、6年生の子どもらと二重跳び対決で本気勝負をした。2位だった。面目躍如した。というか、ウチのクラスはレベルが低い。私もまだまだ行ける。と思ったのは一瞬で、まだ2校時だというのに一日が終わった気がした。

 明けて土曜の朝から、腰痛がひどい。背骨が押しつぶされ何ミリか背が縮んでしまったのではないか? 歩行も不自然。湿布をしたり、コルセット巻いたり…。必要なのは日頃の運動であって、急激な運動ではないことは確かなようだ。

●林葉直子を見習って…
 ここのところずーっと観たい映画、読みたい本がたまっていく一方で、その時間がまったく取れていない。今日こそはと思っていたが、結局家で仕事してしまった。ああ、一体いつになったら…。
 
 忙しさがピークに達すると、新聞も読まなくなることを前に書いたが、今週は新聞は読んだ。つうか新聞しか読めない、ほんとに。本の感想が書けないので、今日は新聞記事の感想を一つ。うちは長く朝日を取っているのだが(時にむかつきつつ)、今「リレーおぴにおん」でやっている「敗れざる40代女子」の第6回、林葉直子さん(43)の記事がサイコーだった。
 この人、わけわからん人やな…と良くない印象を持っている人が自分も含めて多いんだろうが、記事を読んで、私は見方が変わったね。いいわ〜、この人。

 記事の初めに「将棋のプロになんか、ならないほうがよかったかな」「結婚して家庭を持てたかも、そしたらどんなオバちゃんになってたんだろう」とある。まずそこからして共感。私の人生も、あのとき〜していたら…と思うことの連続だから。
 この人が並みの人でないのは、十代で将棋の女流名人、薬学部中退、グラビアヌード撮影、小説家転身、不倫、インド料理店経営(記事にはなかったけど、占いとかやってなかったっけ…?)、マンガの原作者、そして、自己破産…という経歴。すごすぎるわ。
 で、記事の最後は、「結局、将棋が悪いんじゃなくて、、私の男運が悪かっただけか。男運がよければ、今ごろ大金持ちと結婚して、女流棋士たちのスポンサーになってあげられたのに、残念。」と結んである。
 たぶん、男運のせいだけじゃないだろうに、男運で片付けてしまうあたり、最高にいいよね。この人の比ではないにせよ、波乱万丈な私の人生、私も男運が悪かっただけか…? この人のようにあっけらかんと生きられたら、そう苦しく感じることもあるまい。


2/13/2011, 22:20
●相変わらず忙しかった平日をなんとかやり過ごして迎えたこの3連休。話が出た時からずっと楽しみにしてきた、大学院時代の社会人メンバー(男3女2)で遠刈田温泉への1泊旅行。皆社会人でそれぞれに異なる職種・職場で働いているので、この2日間にフルメンバー5人が揃ったことだけでも奇跡的。
 泊まったのは、たまたま私が大学生のころよく通っていた温泉施設。大学時代から仕事し始めのころ、この辺は私のテリトリーの一部だった。こんなんだったかな? 当時の記憶はあまり蘇ってはこなかった。

 夕食をアットホームで素敵なレストランでいただいたのだけれど、めったに飲まない日本酒がやけにきいて、そのあと私だけ早々にドロップアウト。マシュマロパーティーに加われたなかったことは悔やまれるが、一人の仲間(Sギヤマさん)が部屋に飲み物を携えて来てくれた。そのうちに復活してきて話がはずみ、結局明け方まで話し込んだ。彼といるとなんだか癒される。

 3時間睡眠の割に元気で、2日目は亘理の産直センターを経由して帰ってきた。そのあとはそれぞれの都合に合わせて流れ解散。Sギヤマさんだけは残り、うちへ滞在。DVDを観たりしてだらっとして過ごした。お互いにお互いの存在で癒し安らげるようだ。友達以上であって恋愛関係ではない第3の不思議な男女関係が成立することを発見。こんな関係めったにない。

 貴重な友を得たなぁと運命的な出会いに感動。夕方、友は岐阜へと発って行った。


2/6/2011, 21:30
●ほんとに本当に忙しい2週間を過ごした。毎日帰宅してからも11時までまじめに仕事していた。職場でも自分の机上のPCを立ち上げることも、マグカップでお茶を飲むこともなかったくらいバタバタしていたくらい。

 以前は、多忙を極めてくると、洗濯物や洗い物やゴミ出しをためてしまったり、夕食を抜いたり、睡眠時間を削ったりしていたんだけれど、最近は、忙しくともけっこう部屋は片付いているし、料理をしなくなるということもないし、睡眠も極力6時間は取るようにしている。歳なので、とにかく健康第一、美容第一なのです。

 その分削らざるをえないのが、入浴と読書の時間だ。ここ2週間は、湯船に浸からずシャワーだけ。すなわち、それは私にとって読書や携帯メールの時間が一切なくなるということを意味し、毎日の新聞すら全部目を通すことなくテーブルの上に山積みになっていた。朝晩7時のNHKのニュース以外のテレビ番組はほとんど見なかった。芸能ネタに疎くなった。

 忙しさの理由は、通常の学担の業務に加えて、給食週間だったり(給食主任だから)、来年度全部新しくなる教科書の購入計画を立てたり(教科書担当だから)、卒業アルバムの校正だったり(6年生担任だから)したんだが、それらがとりあえず金曜日までにはすべて片付き、どうやら忙しさの峠は越えたようだ。…たぶん。

 その金曜日の夜、いつもの悪友と松島に泊り込んで新年会をした(あれ、同じメンバーで2回目か?)。
 その足で実家に帰って1泊。いつもの美容院でちょっとだけ髪を整えた(白髪染め)。
 今日の夕方帰宅してから、たまった録画番組を見ながら、たまった新聞に一通り目を通した。

 ふう。忙しさから解放された土曜日は例によって片頭痛があったが、実家でたっぷり休養し、現在はバリ元気回復。明日からまた頑張れそうな気がしてきた。

 やらねばならぬことはまだまだたくさんあるけれど、あぁー、本が読みたいなぁー。本が読みたい。映画も見たい。見たくてたまらないなぁ…。


1/30/2011, 19:00
TOEICテスト
 今日は一年ぶりにTOEICを受けに行ってきた。前回は冬休みにこつこつ勉強して自己最高点をマークしたのだけれど、今年の冬休みは台湾で遊び呆けていたので今日まで結局模擬試験の1回分すら完成できず。
 それでも昨日CDを聴き、リスニングの模試を試してみたが、気がつくとCDは止まっていて周囲が真っ暗になっていた。思ったより仕事が忙しく疲れているらしい(同情して!)。せめて本番で居眠りはしませんように…。申し込んだことを本当に本当に後悔し、受験料5千円くらいをドブに捨てて遁ズラしようかと何度も何度も考えた。

 …けど、行ってきましたさ。寒風吹きすさぶ中、バスと電車乗り継いで福祉大まで。会場が遠い。それもモチベーションを下げていた理由の一つだった。

 準備のいかんは別として、睡眠十分、今日のコンディションはバッチリ。TOEICは集中力の勝負だから。
 前半のリスニングは無事終了。自分でもまずまずの出来だったと思う。明らかに何言ってんのかわからなかった問題は別として。

 一度でもTOEICを受けたことがある人は分かるだろうけど、私なんかとは違い、結果に昇進や受験がかかっている人もいるわけで、携帯電話の電源ほんとに切ったかどうか何度も確認してしまうくらい、会場はいつもピリピリムードなのだ。

 なのにだ。なのに、後半のリーディングを半分ぐらい過ぎたときのこと。「ぐぉ〜、ぐぉ〜」と一定のリズムで会場に鳴り響く音。まさか…? 
 そう、なんと、いびきをかいて寝ているヤツがいる! 私の斜め前方に、思いっきり両腕を伸ばして机に突っ伏して…。えっ、どうして誰も注意しないの? 私なんて、神経質だから気になって気になって、全く集中できないんだけど。携帯電話のバイブ音のほうがよっぽど気にならないくらいなんだけど。

 ほんと、あったまにきて、手を挙げて係員を呼んでるのに、全然気づいてくれないの。係員は3人もいるのに。
 一旦は諦めてもう一度問題用紙に向かったけど、やっぱりうるさくて、もう一度手を挙げて、というより今度は手を振って係員を呼んだ。なのに、まだ気づかないの。その眠っている男の前の席の子と目が合った。私を救世主のような目で見つめている。そうだ、きっと、みんな迷惑しているのだ。

 カ〜ッと頭に血が上った。で、ぱん!と机を軽く(ほんとに軽くです!)叩いたら、係員もやっと気づいた。妙に落ち着き払って(てめ〜、なんで呼んだかわかってんだろうに急いで来いよ!)私に近づいてくると、私に黄色いメモ用紙を突き出した。この事態に筆談かよ。ひそひそ話よりあっちのいびきのほうがよほどうるさいってーの。「うるさいのでおこしてください」と殴り書きし、男をきっと指差した。

 そのあとのことは知らない。いびきはやんだが、私はカーッと急上昇した血圧を元に戻すのにしばらくかかった。残り10分で20問ぐらい残っていたので、とりあえず適当にマークしておいた。
 試験中にもし間違って携帯電話鳴らしたら、受験者を退場させるとかもう試験受けさせないとかと脅かしておいて、結局、あの男は退場にはなっていなかった。

 私は、どういうわけか、こういう遭わなくていいはずのトラブルに出遭う。
 「マンマ・ミーア」のとき、大声で歌うおばさんが隣に座っていたり、新車にペンキを撥ね飛ばされたり…。私は間が悪い女なのか、もしかして?


 TOEICの結果を受け取ると、毎回「複数の情報を組み合わせて読み解く力が足りません」的なコメントが返ってくる。考えてみたら当たり前だわな。TOEICテストでは、最後の20問くらいは必ず2つの英文を読んで解く問題とパターンが決まっていて、私はたいてい時間が足りなくて最後の数問は適当にマークするとパターンが決まっているのだから。
 あ、でも今回は、3問くらいはあのいびき男のせいで落としたから、絶対。

 というわけで、TOEICのためには勉強せず、今日はTOEICで英語の勉強をしてきたなぁと妙に充実感に満たされている私なのでした。とりあえずプレミアムモルツで乾杯!


1/23/2011, 21:40
●最近、私は貧乏だ。どのくらい貧乏かというと、先日、5万円を下ろそうとしたら、残高不足で下ろせなかったくらいだ。どこへ行ってしまったのだ、私のお金。2010年は大赤字だった。特に下半期は、パソコン、二度の海外旅行(そして昔の男に貢いだ)、英語指導者資格のスクーリング、卒業式の服、携帯電話の機種変更などなど…出費が相次いだ。野球、コンサート、演劇、映画、飲みにもいっぱい行ったな…。ああ、出費が止まりませぬ。誰か私を禁治産者にしてください。

 金曜は、年が明けて初の給料日だった。1年ぶりに昇給した。ヤッホー! 2011年こそ老後に備えて貯金が増えますように。

 なのに、金曜の夜、さっそく飲みに行ってしまった。飲んでしゃべって歌った。
 そして、翌日、片頭痛発作で死んだ。
 
●そして、生まれ変わった私。今日ほど生産的な日も珍しかった。かなり真剣に働いた。今日半日は、来年度の6年生のための総合的な学習の時間の年間指導計画を作っていた。自分でいうのもなんだけど、けっこういい計画に仕上がってると思う。しかし、悲しいかな、自分がこの計画を実践する可能性は無きに等しい。こういう、子どものためになってるんだか、自分のためになってるんだかわからない、むなしい仕事って教員にはけっこう多い。しかも、勤務時間内にできる時間なんてまったくないから、みんな、こうやってサービス残業でしている。こんなこと、世の中の人なんて全然知らないだろうけど。

●よく「仕事速いね」と言われるが、私は、ほんとに仕事が速いのか?
 今日1日仕事をしていて、自分の仕事のパターンを発見した。

 今日は、本来やるべきことは別にあったのだが―来週のTOEICの勉強とか、総合学習のための資料の読み込みとか―、それはやりたくなかったので、本来のやるべきことから逃れるために、いつかはやらならなければならないけれども、今はまだやらなくいてもいいだろうという周縁のどうでもいいこちゃこちゃした雑事を片付けた。

 私の仕事パターンはいつもこうなのだ。やりたくないことは引き延ばしに延ばしてギリギリ限界まで延ばして、逃げられなくなるまで追い詰められてから渋々一気に取り掛かる。物理的な限界が迫っているから、けっこう超人的な集中力で乗り切る。これが仕事が速いと言われるゆえんか。体には非常にこたえるのだが。
 で、その懸案事項が片付いてふと周りを見渡すと、いつやってもいいはずの雑事がとっくに片付いている分、トータルで周りより一歩リードしているということがよくある。

 自分ではこれを「外堀から埋めていく戦略」と言っている。が、果たして本当に良い仕事のやり方かどうかはわかりませぬ。

 給食で例えると、好きなものからどんどん食べていって、食べるものがなくなっても嫌いなものだけはまだ皿に残っていて、「いい加減に食べなさい!あなたのせいでみんな片付けられないじゃないの!」という先生の一喝で、「ごちそうさま」と同時にあわてて口に押し込むみたいな…。
 たいていの場合はこれで結果オーライなんだが、たまに本当に腹いっぱいなためにオエッとなったりゲボッとなったりする。体にタフな戦略には違いないのだ。


1/16/2011, 23:20
●仕事をするぞーと意気込んで臨んだ割に釣果の少なかったこの週末。結局、時間があればあったで、こんなものです。
 それでも、昨日今日と2日間パソコンに向かっていて―仕事半分、自分探し半分―、肩はカチンコチン、腹はムシャクシャになった。そんなときは泳ぐに限る。そうだ、泳ぎに行こう。夕方水着に着替えて市民プールに出掛けたら、暗かった。休館日らしかった。このやり場のないカチンコチンとムシャクシャをどうしてくれる。8時間後にはまた仕事じゃないか。


1/10/20211, 21:30
●先週2日間だけ出勤し、あ、そういえば6年生担任だったな、ということを2週間ぶりに思い出し、青ざめる。やるべきことがありすぎて、一体何から手をつけてよいか分からぬ。
 この3連休は社会復帰へ向けていいリハビリになるぞ〜と思っていたが、新年会2つでまた遊び呆けてしまい、いまだ仕事モードに転換できておらず。明日からが恐ろしい…。


1/4/2011, 23:30
●仕事始めです。私はまだ仕事してないけど。なので、HPぐらい更新するかなと。

 まずは、今年のお正月の報告から。
 大晦日に帰省。年々つまらなくなる紅白歌合戦をそれでも最後まで見届ける。年寄りにとっては紅白を見ないと年が終わった感じがしないんだから、NHKは変に若者に迎合しないで、年寄りをターゲットに絞った懐メロ的な番組にしたらいいのに、と毎年思う。なんか中途半端。

 元旦。父の実家の神社に初詣。といっても同業者をしているいとこ(神主業と兼業)夫婦と会って情報交換。昔は全然寄り付かなかったのだけれど。両親が老いてきて、実の娘より近くにいる彼らとの付き合いが年々重みを増してきた。私自身は子なしの親不孝娘なので、もはや両親も私も、そのいとこの子どもにうちの親の老後の世話を期待する始末。彼らにとったらなんと迷惑なことか…。

 2日・3日。箱根駅伝をテレビにかじりついて観戦。半日に及ぶレースを飽きさせずに見せる中継番組の技術に感心するも、ただ、あの選手にまつわるエピソード紹介だけはなんとかならないものか。実況のアナウンサーが個々の選手のバックグラウンドについて、やれ一般入試で入っただの、就職がどこそこに決まっているだの…。ああいうエピソードを聞かなくても、レースそのものだけで十分に感動できると思うんだけどな。

 本日4日。映画を2本はしごした。一つは「相棒U」で、もう一つは「武士の家計簿」。前者については特にコメントすることなし。後者は、時代劇でありながら武士が刀を振り回す場面は一切なく、なかなかユーモラスでありながら、じんわりと心温まる映画。仕事始めの日の真昼間なのに会場が高齢者で8割方埋まっていて驚く。

●今年の抱負を少し…
 公私ともに動きがあるかもしれませぬ。動きたいものだ。いや、動かねばならぬ。
 今年は「攻め」の1年にしたい。公も私も…。

 台湾の占い師(1000元=3000円した)によると、今年は引越には良いらしい。よし! 結婚運は来年からの3年間が良いそうだ。今年の後半から頑張って来年あたりついにゴールインという感じか? 将来は金に困らぬそうだ。それが何よりだ。

●年末年始に読んだ本
 片倉佳史『台湾に生きている「日本」』(祥伝社)…これを読んで事前学習をし、台湾では日本統治時代のものを見てくるぞと意気込んでいたが、結局見たのは北投温泉の「瀧の湯」だけ。温泉やマッサージ三昧で、台湾ではちっとも勉強してきませんでしたとさ。
 
 伊坂幸太郎『オーデュポンの祈り』(新潮文庫)…前半意味がわからず何度も眠気を感じたが、後半からおもしろくなっていった。牡鹿半島の近くに鎖国している島があったり、カカシがしゃべったり、とってもありえない奇妙な話。個人的にはファンタジーは好きではないが、ファンタジーとも違う。伊坂小説は、登場人物の語る言葉がいつも魅力的。いろんな人やできごとがしだいにつながっていって、最後、「この島に欠けているもの」の答えが出る。終わりが美しい! 

 湯山玲子『四十路越え!』(ワニブックス)…おもしろそうなので読んでみた。「四十路と恋愛」の章は特にためになった。なるほど、年下を狙えとな。私は…もうたくさんだけど。


12/30/2010, 23:00
●4泊5日の台湾より今日の午後戻った。温泉にマッサージに食事に、休暇を満喫。

 帰りの仙台空港、みな(台湾人でさえ!)当たり前にスルーしていく税関で、抜き打ちの荷物検査に引っかかった。なぜ私だけかばんを開けて荷物を調べられる?! 確かに髪ボーボーにメガネというひどい身なりだったけど、東京に行くときにも修学旅行にも使ったビジネス用のゴロゴロのキャリーバッグだよ。失礼じゃね? かばんの中開けられること前提にパッキングなんてしてないし、ものすごい屈辱なんだけど。薬とか持ってませんて。やってませんて。犬でも連れてきて調べろよ…ったく。

 ぶちきれ寸前で思いとどまる。無職の、あやしいビジネスをしている人のように見られた? そういや税関申告書の職業の欄を空白にして出したんだよな。なんとなく習慣で。よく店屋の会員になるとき住所とか書かされるけど、職業を書くのが嫌なんだよね。偽って書いてもばれやしないんだろうけど、嘘つくの嫌いだし。ならば書かない。教員とか公務員というだけで十把一からげにして固定化されたイメージを持たれるから。で、「公務員のくせに」と反感を持たれたり(被害妄想か?)、「公務員はいいよね」的に羨まれたりして、いちいちむかつくんだよね。私はあんなに一生懸命働いてるのに(中にはあまり働いていない人もいるけど)。でも、私はいい人だから、「世の人がまだ働いている時期に旅行なんかしてきて悪いよな」と海外旅行に出るたびにうしろめたさを感じる。そんなこと感じる必要なんてどこにもないはずなのに。だってふだん休めないんだし、自分の法定の休暇とお金使ってどこが悪いかー!

 おっと。怒りの矛先が狂った。

 いろいろむかつくけど、やはり社会的信用のある職業なのだろう(裏返せば、だからこそ信用を失墜させるようなことをした公務員に対するバッシングは過剰なほど激しい)。今回の場合のように対公務員だと同業者意識があってなおのこと信用が高いのだ(たぶん)。だから、堂々と書くべきだったのだ。「公務員」とでも「教員」とでも。

 そのことに途中で気づいたんだけど、今さら聞かれてもいないのに「私は教員です、公務員です、薬なんてやるはずないでしょう!」なんて言えるはずはなく…。ちくしょー。

 みなさん、税関申告書には職業をちゃんと書きましょう。ノーチェックで通れるでしょう。あやしいビジネスをしている人でも「公務員」もしくは「教員」と書けば信用される可能性があります。

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おことわり!
*当ホームページ上に私が表現していることは、私の個人的な見解であり、
私が所属する学校や教育委員会、あるいは全公立小学校教員を代表するものではありません。


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