南イタリア旅行!! ナポリ(みんなで)&シチリア(一人旅)

もう完全にイタリアの土地と食と音楽にはまっているボクは、 二度目となる南イタリア旅行を企画。合唱団のみんなを連れてその良さを堪能しました。 本場のカンツォーネを満喫するパーティーを開催した。海を眺める部屋を強引に独占。 でなきゃキャンセルだとごねた。 価値がない、と断言する。
コンサート開催し歌う夢も実現。これこそがイタリアじゃないか!! 世界中どこにもない国の国たる由縁だ。イタリアなんだから。ハッキリ言う、 アメリカ文化はいらない。シカゴじゅない、ナポリだろ。
次に一人旅のネライはシチリア家庭にホームスティしてMAFIAと言うのを知りたかった。

一番いいホテルと美味い食事(本物のモッツアレッラ)を追求する旅。本当に美味しかった。 ここのホテルは一泊7万円、だけれど宿泊している人もいるから・・・金持ちも多い。 シェフも一流なのだろう、スパゲッテイーのトマトの味は信じられない領域のもの。 その上、ボーイが男前なのでキャーキャー言う女性陣。・・・ほんと恥ずかしい。

古典カンツォーネは不思議なほど日本人に良く合う音楽だと力説してしまう。 原因はアジア・アラブ系の音楽が入っているからだ。ナポリがトルコ王国だった時もあることを知れば納得でしょう。 サンタ・キアーラ修道院の中庭はブルータイルの別世界。 ソレント滞在中とてつもない話があった。1600年代世界一の音楽の都だったナポリのサン・カルロ歌劇場の芸術監督がわざわざ会いに来て大阪で一緒に演奏会をしましょうと言ってきたのだ。 何と見受け引き受け日本代表者になって欲しいとの由。メンバーはソリストや音楽学校教授たちです。しかし、 この話イタリア政府の助成金がおりなかった為に結局は流れた。努力して書類そろえたのに流れるな! 言った事は実現さすのが日本人なんだから!!
そして夏休みはカンツォーネの原点を探しに行こう・・・。
タオルミーナが紀元前から避暑地であることは有名、彼らの意識が風光明媚な処に美しい建物を建て、 美味しい食べ物を求め続けてきた証です。エトナ山とヴェスビィオ山、逆向きだが見ようによってはソレント市と全く似た地形だと思った。 街の有名なピアニストのお爺さんは大の日本びいき。それもその筈、息子が日本人女性と結婚して日本在住だからだ。 ここはイタリアだろドイツ音楽はいらない、と言うとカンツォーネをバシッと弾いてくれた。ヤッパ本場はいいネ。 パレルモもカターニャも癖が強い街だし凝縮されたヨーロッパだと思う。歌い手はロバに跨りヤギの乳を売りマンドリンを爪弾きながら歌ていたんやろな・・

マッシモ歌劇場の名歌手たちが泊まったホテルを偶然発見、最初は断られたが、自分も音楽家だ から是非に!!と言うと簡単に泊まれた。イタリアらしい。壁に写真、中段、右から二枚目はジーノ・ベッキ。 それにしても綺麗な海だった、天国気分で泳いだのは良かったが、その間にホテルで盗難に会う、携帯電話までも。 地図の不正確なことご用心あれぃ、道に迷い山の中で死にそうになった、道端の綺麗な花をフォト、 花まで三角形だった。シチリアの道はやけに三角形が多い。 区画整理する気がないから当然かも。

カンツォーネが本物のイタリア音楽だった頃(1950年まで)、正真正銘の名歌手 G・コンソリーニを探す旅を夢にして関空からシチリアへ!! アバウト過ぎる人たちに翻弄され死ぬ思いの連続ながら、執念で帰国最終前日にCD売り屋台店にてGET!!!!! ボロボロに割れたケース、しかしそこには紛れもない本物の声があった、ボクの取得を待っていたかのように・・。 世界中がアメリカ音楽に毒され続けることを嫌う、どうしてイタリアはこの声を捨てたんだろう。
簡単じゃない国、シチリア国というべき歴史。13ヶ国によって作られた建造物は 圧巻。しかし天国と言われるウスティカ島でも盗まれ続ける旅だった。失業率の高い国では普通のこと。 紀元前4Cからあるリゾート地・タオルミーナ。これこそ紺碧の海!! で泳ぎ、 男前のリストランテ店員たちがいる店で食べる、 喜んでいる間に盗難はつづく。マフィアの故郷・コルレオーネ村にも映画『ニュー・チネマ・パラダイス』 の撮影地アドリアーナ村にも行きました。店員が突然歌いだすカンツォーネ。 もう完全に日本ではない。魚屋はこんな感じ・・・という訳で、 歌の旅烏は数々の思い出を整理できないまま帰国しました。

それにしても違う違うと連発したくなる。ボクの惚れたカンツォーネは上品でテクニックがあり、 決して胸に力を入れない歌い方です。1930年にイタリアに来たら聴けたかも知れないが、テレビがない時代だから、直接出会わない限り聴くこともできないよネ、 偶然、教会で歌っていた素人さんがベルカントだったので凄く嬉しかった、ヤッパリいるんだ・・・偉大なるバリトン歌手 ティト・ゴッビのフィガロを聴くべし、軽い甘いセレナータは流石の逸品。

紀元前8C、ギリシヤ人はシチーリアに入植し、3000年も昔にこんな建物をボカボカ 建てていった。日本はその頃・・・どんなんや・・。日本列島改造するなら瀬戸内海をアジアの地中海にすべきだ。 同じような美しい光景が絶対に観られるから・・・そうなれば、きっと素敵ですゾ!!  地形的にも美しい国・日本なんですから。
何でもない家の玄関の灯り。
PIZZA発祥の店ミケーレ。
本物の重みを知る。

JUGIANOは指揮者としても最高よ、ナポリ音楽院と交流した後、 合同演奏の指揮はJUGIANOなのでした。音楽院生たちもJUGIANOの指揮には燃えました。 それにしても歴史がある音楽院。庭にはベートーヴェンの彫刻、 廊下は歴代の作曲家の本物の楽譜がズラリ、ベッリーニの部屋まであり、 「人知れぬ涙」の楽譜も・・・あった。女性カンツォーネ歌手もいる。 コーヒーの豆売り店で三種類ブレンドしてエスプッソ味となる。

懐かしいクルティス先生。こんなに元気だったのに・・・。    カンツォーネ・ナポリターナを歌う人は、リクエスト次第でどんな曲でも 歌ってくれた、歌手という職業で生きているのが凄い。